近3年は波乱の決着が続いており、高配当を連発しているレパードS。

先月ユニコーンSの勝ち馬カフェファラオがジャパンダートダービーで惨敗したように、3歳馬ダート路線のレベル自体まだ掴めていないというファンも多いのではないでしょうか。個人的に今回のメンバーを見ても能力については正直わからない馬がほとんどで、取捨が非常に難しく感じております。

例年そういう状態で予想をすることが多いレースなので特に驚くようなことではないのですが、前走のレースで大差で負けているような馬でなければどの馬でも買える、というスタンスでも的中の可能性は十分あるレースであると割り切って個人的には買っています。

火曜日に公開したデータと傾向の記事でも述べましたが、レパードSはとにかく前目で競馬をする馬の成績が良いので、テンの速さや先行力がある馬は人気に関わらず狙っていきたいと思います。

そんな中で今回は穴馬としても注目している先行馬を1頭紹介させていただきたいと思います。その馬はライトウォーリアです。

今年初戦の1勝クラスではスタートから積極策で番手の位置をキープし快勝。続くオープンの伏竜Sでは3番手から進めて12着と大敗しましたが、揉まれ込んだり砂を被ったりするレースが初めてで、馬が走る気をなくしてしまったということです。

前走のインディアトロフィーでは3番手から上手く砂を被ることなく進めて、好位から抜け出す競馬で快勝しました。強い差し馬が揃っており、前がバテるハイペースだったにも関わらず、直線からは1頭だけグンと伸びて難なく快勝する強い勝ちっぷりでした。

スタートが上手く、行き脚も良い馬なのでこの先行力は大きな買い要素となりますし、ここでも十分通用する能力はある馬だと感じます。砂被りが苦手なタイプということで、枠の並びが重要となりそうですが、気分良く走ることさえ出来れば見せ場は十分に作れる1頭であると感じます。

実績的にもここは伏兵的な立場での参戦となりそうで、馬券的な妙味のある1頭になりそうです。ということで今年のレパードSは穴馬にはライトウォーリアを絶対におさえておく、という馬券で勝負したいと思います。