サマー2000シリーズ第3弾「小倉記念」へ向けて、各馬が最終追いきりを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
サトノルークス(牡4、池江泰寿厩舎)
8/12(水)栗東・坂路(良)4F54.0-3F38.9-2F25.2-1F12.5(馬なり)
栗東坂路で単走。追い切り内容自体はそこまで驚くような内容ではありませんが、骨折明けでややモタついていた前走の追い切りからは大分良くなっている印象を受けました。1週前は栗東CWコースで僚馬ジャンダルムと併せて遅れましたが、相手が動いていたこともあり、この馬自身は6F81.9-1F11.9としっかり動いてはいました。もともと調教ではあまり動かない馬ですが、前走から良化しており叩いた上積みはありそうです。
サマーセント(牝4、斉藤崇史厩舎)
8/12(水)栗東・CW(良)6F81.8-5F66.2-4F51.7-3F38.0-1F12.6(一杯)
酒井学騎手を背に栗東CWコースを3頭併せ。僚馬アマネセール(1勝クラス)とキタサンシンドー(新馬)を前に置いて、道中は最後方を追走。3コーナーあたりから早めにペースアップして差を詰めると、最内に入って直線は3頭横一線に。軽く促すと一気に2頭を抜き去りアマネセールに2馬身、キタサンシンドーに3馬身差をつけて再先着しました。しまいの反応は良く脚も力強く伸びており、時計もしっかり出ています。前走の最終追いはラストだけ追う内容でしたが、今回は3コーナーから動いてしまいも強めで、前走からの良化を感じます。
ロードクエスト(牡7、小島茂之厩舎)
8/12(水)栗東・CW(良)6F78.7-5F63.8-4F50.7-3F38.2-1F12.6(馬なり)
西村淳也騎手を背に栗東CWコースを単走。直線は前に別厩舎の馬2頭がいてラストは少し追うようなかたちになりましたが、終始馬なりで6F78.7という好時計をマークして自己ベストを更新してきました。ラストはまだまだ時計が詰まりそうな余裕も見られ、コースも外を回ってのこのタイムは中々です。近走は全く動けていませんが、ここへ来て調子を上がってきた感があり、状態の良さが伺えるここは警戒しておきたいところです。