連続開催後半で、週末は雨の予報が出ている今週の札幌開催。時計の掛かるコンディションとなる可能性は高く、洋芝適性とタフな馬場でも走れる馬に注目したいところです。
この条件を満たしている馬として今回注目しているのが、ダイアトニックです。前走の函館スプリントSは初の洋芝でしたが、地面をかむような走りで番手から抜け出して快勝し、2着馬に2馬身差をつける強い内容でした。
重賞初制覇を果たした昨年のスワンSはやや重、2走前の高松宮記念は重馬場でしたが、道悪でもぶれない走りで3着に善戦しています。高松宮記念では内に入ってきた馬の影響で進路がなくなる不利を受けながらも3着に好走しており、G1馬が相手でもしっかりと3着内は確保する力があります。
斤量は58kgとメンバートップですが、前走は同じ斤量を背負って2馬身差の快勝を果たしているので、前走とさほど相手関係が変わらない今回も過度に懸念する必要ないでしょう。
内枠に入ってまた内から抜け出せなくなるパターンなども考えられますが、単までは買えなくとも軸として信頼できる条件は十分整っていると感じますので軸馬はこの馬で間違いないと予想します。
タフ馬場の対応が可能で、洋芝も問題なし、能力の高さも上位のここはダイアトニックで間違いないと予想し、同馬を中心視した馬券で勝負したいと思います。