10月4日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われるG1・凱旋門賞に、武豊騎手が愛国調教馬のジャパン(牡4、A.オブライエン厩舎)とのコンビで参戦することが明らかになった。17日、現オーナーであるクールモアグループと同馬を共同所有する(株)キーファーズが公式サイトで発表した。
ジャパンは英仏でG1・2勝を挙げており、昨年の凱旋門賞でも4着に好走。同馬を管理するA.オブライエン厩舎は凱旋門賞で2勝を挙げ、2016年には史上初の1~3着独占を果たしている名厩舎だ。
武豊騎手はこれで3年連続凱旋門賞参戦で、今回が9度目の挑戦となる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、現状では帰国時に2週間の隔離期間が求められ、その間は日本で騎乗できなくなるが、悲願の凱旋門賞初制覇をかけて挑戦の道を選んだ武騎手を称えて、応援したい。