【シリウスS予想2020】秋のダートG1戦線を占う重要な一戦!カフェファラオやスワーヴアラミスなど出走予定馬を考察

チャンピオンズカップの前哨戦としても有名なダートハンデ重賞「シリウスステークス」が今週の中京土曜メインで開催されます。11月のJBCクラシックやチャンピオンズカップといったビッグレースへ向けてダート中距離路線の実力馬が集う一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみましたので、各馬を考察してみたいと思います。

カフェファラオ(牡3、堀宣行厩舎)

重賞初勝利となったユニコーンSを5馬身差を付けて快勝したカフェファラオ。これまで無敗で次元の違う勝ち方をしてきましたが、前走のジャパンダートダービーでは1番人気に推されながら7着に敗退しました。鞍上のD.レーン騎手も「バランスがとれなかった」とコメントしており、地方競馬の砂が合わなかったことが大きな敗因として考えられます。中央の馬場に戻るここは巻き返しの期待十分でしょう。今回初コンビとなるC.ルメール騎手を背に重賞2勝目を狙います。

スワーヴアラミス(牡5、須貝尚介厩舎)

重賞初挑戦となったマーチSでは先行馬を見ながら好位に位置し、直線の叩き合いを制して重賞初制覇を果たしたスワーヴアラミス。続く平安Sでは早目先頭に立って後ろから差されて5着という内容でした。タフな条件のスタミナ比べになれば高いレベルのパフォーマンスを披露するタイプですが、前走はダート連戦の古馬陣が強すぎた印象。ダートG1馬が何頭もいたハイレベルメンバー相手に5着なら悲観する必要はないでしょう。メンバーの格が落ちるここは上位の存在となりそうです。

ダイメイコリーダ(牡3、森田直厩舎)

重賞初挑戦となった前走のジャパンダートダービーでは果敢な逃げを打ち、2着に粘ったダイメイコリーダ。マークしてきたダノンファラオにはかわされたものの、他の追撃は許さず3着馬に5馬身差をつけて粘ったのは立派と言えるでしょう。鳳雛S、鷹取特別に続いて3走連続2着と安定感は抜群で、重賞でも十分に好勝負できる下地はあります。今回もスンナリとハナに行ければかなりやれそうで、先行策でどこまで粘るかが見どころとなりそうです。