【凱旋門賞2020予想】今年こそ日本人騎手、日本馬の戴冠があるのか?

今週は日本でスプリンターズステークス、フランスのロンシャンでは凱旋門賞が開催されます。特に凱旋門賞は帰国後の2週間自宅待機に伴い騎乗が出来なくなる厳しい条件化にも関わらずジャパン騎乗で挑む武豊騎手の意気込みが実るかどうか、また海外転戦で今年は思うような成績が出ていないながらハマれば怖いディアドラの参戦も有り、今年も日本から熱いエールを飛ばしたい凱旋門賞になりました。

昨年の凱旋門賞はエネイブル一強オッズの中で行われましたが、抜け出して勝ちパターンだったエネイブルを差し切ったのは9番人気ヴァルトガイストでした。前人未到の凱旋門賞3勝がどれだけ分厚い壁に阻まれているかを考えると、昨年4着だった武豊騎手の騎乗するジャパンにも勝機は十分あるのではないでしょうか。

アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎からはラブの回避こそありましたが、上がり馬モーグル、ジャパンなど多数の登録があり、今年は4頭出しの陣営となりました。

また、今年は日本でもお馴染みの外国人ジョッキーの名前も多く見られるのも注目したい点です。

エネイブル騎乗のデットーリ騎手、短期来日では古くからお馴染みのオリビエ・ペリエ騎手はデットーリ騎手が主戦を務めてきたストラディバリウスで、M.デムーロ騎手の弟クリスチャン・デムーロ騎手は凱旋門賞と相性の良い3歳牝馬ラービアー、さらに昨年ヴァルトガイスト騎乗でエネイブルを破ったブドー騎手は3歳最強マイラーと目されているペルシアンキングとのコンビで挑みます。

世界的なコロナ禍において開催がされること、そして日本から競走馬、そして日本を代表するジョッキーが参戦できることに感謝しつつ、ハイレベルな競馬が日本、フランスでともに開催される週末をぜひ楽しみたいですね。