【ジャパンC2020】愛国のジャパンは参戦見送り

11月29日に東京競馬場で行われるジャパンC(G1、芝2400m)に予備登録していたジャパン(牡4、A.オブライエン厩舎)が、出走を見送ることが明らかになった。26日、同馬を共同所有するキーファーズが公式サイトで発表した。

ジャパンは10月4日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われたG1凱旋門賞(G1、芝2400m)に、日本から遠征した武豊騎手とのコンビで参戦予定だったが、同厩舎が使用している「ゲイン社」の飼料から、禁止薬物で家畜の増体重などに用いる「ジルパテロール」が検出されたことが判明し、直前で出走を取り消しとなった。

その後は、17日にイギリスのアスコット競馬場で行われた英チャンピオンS(G1、芝1990m)に出走するも9着に敗退。立て直して来年の再起に懸けるとのこと。