【京成杯AH予想2016】昨年は三連単222万の大荒れ。波乱の傾向を覆せるかロードクエスト

先週で夏競馬も終了し、今週からは中山と阪神が始まり、秋競馬に突入します。カラッと暑い季節がまだ続きそうで本格的な秋はまだ先となりそうですが、夏を休んでいた有力馬たちもそろそろ動き出す頃でしょう。

気になる中山の開幕週、日曜メインレースは「第61回京成杯オータムハンデキャップ」が開催されます。秋競馬とは言っても京成杯AHはサマーマイルシリーズの最終戦。「オータム(秋)なのにサマー(夏)シリーズってどういうこと?」というツッコミが入りそうですが、サマーシリーズもこの京成杯AHと、同日阪神で行われるサマースプリントシリーズのセントウルSが終わればいよいよ終了となります。夏のレースは今週で最後の最後。しっかりと夏納めをしておきたいと思います。

マイル巧者のロードクエスト!波乱の傾向を覆せるか?

さて、出走予定馬の中で実績的に一番注目されそうなのはNHKマイルC2着の3歳馬ロードクエストでしょう。マイル戦は【2-1-0-0】と好成績ですが、古馬との対決は今回が初めて。古馬相手にどんなレースをするのかは興味津々です。日本ダービー後をハンデ戦の中山からにしてきたのには筆者も少々驚きましたが、今年からマイル路線にシフトしてきたダノンリバティや、中京記念2着のピークトラム、G1馬のダノンプラチナ、クラリティスカイなど好メンバーとの対決は非常に楽しみであります。

他に筆者が個人的に注目している馬はダイワリベラル。中山では【4-2-3-2】と好成績を収めている中山巧者です。他の競馬場での成績は【2-1-1-8】となっており、その差は歴然です。その2勝も福島競馬場での勝ちであり、直線が短い小回り向きなタイプの馬なのでしょう。この後手頃なレースがないだけに、ここは本気度が高いのではないでしょうか。京成杯AHは近年荒れており、ダイワリベラルあたりの中穴人気馬が狙い目となりそうです。

レースの傾向ですが、昨年の京成杯AHでは13番人気と11番人気の連対で3連単配当222万円という超高額配当が出ていたり、過去10年1番人気の連対がゼロなど、波乱傾向の強いレースとなっております。今年のメンバーは例年に比べるとなかなか良いメンバーが揃った印象がありますので、今年あたりは堅い決着となりそうな予感も。1番人気の最有力候補であるロードクエストが波乱の傾向を覆すのか?それとも今年も穴党ファンが歓喜する波乱の結果に終わるのか?兎にも角にも楽しみな秋競馬、いよいよ開幕です!