マイルCSの前哨戦「スワンステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。
アドマイヤマーズ(牡4、友道康夫厩舎)
10/28(水)栗東・坂路(良)4F51.9-3F38.3-2F25.2-1F12.7(馬なり)
栗東坂路を単走。馬場の真ん中を馬なりのまま軽快に駆け上がり、4F51.9-1F12.7の好時計を楽々とマークし、自己ベストを更新。1週前もCWで6F78.5-1F11.8という好時計をマークしており、2週続けて好時計を出している。叩き良化型だけに約5ヶ月の休み明けがどうかという懸念があるが、帰厩してから9月下旬にはすでに時計を出し始めており、中間はしっかり乗り込まれている。今回は初戦から力は出せそうな気配。
カテドラル(牡4、池添学厩舎)
10/28(水)栗東・坂路(良)4F54.8-3F39.1-2F24.8-1F12.2(強め)
栗東坂路を単走。馬場の真ん中を駆け上がり、ラストは強めに追われて1F12.2の好時計をマーク。序盤馬なりから徐々にスピードにのせていき、追われてからは反応良く伸びて、フットワークも軽やかで軽快そのもの。1週前は福永祐一騎手を背にCWコースを強めに追われて6F80.1-1F12.2をマーク。2週連続で強めに追われており、最終は時計的にはそこまで目立ってはいないが、綺麗な加速ラップを踏んでおり、時計は1週前に出している。しっかり仕上がっている印象。
メイショウオーパス(牡5、飯田祐史厩舎)
10/28(水)栗東・坂路(良)4F53.5-3F38.0-2F24.3-1F12.0(強め)
栗東坂路を単走。馬場の真ん中を軽快に駆け上り、強めに追われてからは反応良く加速してラスト1Fは12.0と鋭く伸びた。全体時計はそこまでも、ラスト2Fは良い加速ラップを踏めており、器用に手前を替えながらこのラップは優秀。中2週のため中間は軽めの内容だったが、最終は攻めた追い切りを消化した。久々だった前走を使った上積みも期待できそうだ。