【福島記念2020予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

福島の伝統の一戦「福島記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

アドマイヤジャスタ(牡4、須貝尚介厩舎)

11/11(水)栗東・CW(良)6F83.2-5F67.4-4F52.9-3F39.1-1F12.0(馬なり)

栗東CWコースを2頭併せ。僚馬レゾンドゥスリールの外から先行し、直線では内から来た相手に一瞬交わされるも、そこからラスト1F12.0の脚で伸びてアタマ差先着した。1週前は富田暁騎手を背に栗東坂路で一杯に追われ、4F52.3-1F12.2の好時計をマーク。もともと調教では動くタイプの馬だが、久々でもこれだけ動けていればいきなり力は出せる出来にありそうだ。

トーラスジェミニ(牡4、小桧山悟厩舎)

11/11(水)美浦・坂路(良)4F51.7-3F37.5-2F25.2-1F12.9(馬なり)

美浦坂路を単走。序盤から活気があり、2Fあたりからはスムーズなラップを刻んで駆け上がった。力強く回転の速いフットワークで最後まで脚取りはしっかりしており、楽に全体を51.7でまとめた点も高評価。1週前は美浦坂路を馬なりで4F52.8-1F12.9をマーク。先週は時計も動きも目立っていなかったが、最終では良化が見られた。中間は坂路メインで乗られており、こなしている内容も悪くない。状態は良い。

レッドアネモス(牝4、友道康夫厩舎)

11/11(水)栗東・P(良)6F84.6-5F68.5-4F53.7-3F39.0-1F11.6(馬なり)

栗東Pコースを単走。馬場の外をゆったりとまわり、直線は促されるとピッチを上げてラスト1F11.6と鋭く伸びた。道中はしっかり折り合い、直線は自らハミを取っていく好内容。最終でポリトラック使用は初だが、長距離輸送を考慮しての選択ということで問題視する必要はないだろう。1週前はCWコースを3頭併せで一杯に追われて6F81.5-1F12.6をマーク。一番後ろに置かれて一杯に追われる負荷のかかった内容を消化しており、実質的な追い切りは先週終えている。態勢は整った。