この後の阪神JFや朝日杯FSはもちろん、来年のクラシック戦線にも繋がる重要な一戦ですが、2歳重賞が立て続けに配置されているせいもあってか、例年出走頭数が少なくなる傾向にあり、今年も8頭のみと寂しい頭数になりました。
キャリアの浅い馬の出走がほとんどのため各馬の比較が非常に難しいところではありますが、おそらく未勝利戦をレコードで圧勝したレッドベルオーブが抜けた人気となる可能性が高そうです。
前走は前半5F57秒2というハイラップを行きっぷり良く番手から追走して完勝しており、勝ち時計は古馬オープンクラスでも上位クラスの時計です。
今回のメンバーで同馬以上に高いパフォーマンスを披露してきた馬は見当たらず、ここは素直にレッドベルオーブ中心視で間違いないと感じます。
本命はレッドベルオーブで良いとして相手ですが、最有力視しているのはカイザーノヴァです。
デビュー2戦目の函館2歳Sでは5着に敗れましたが、距離を伸ばした前走のクローバー賞を上がり最速の末脚で差し切って快勝しており、距離はマイルあたりが合いそうな気配です。また、そのクローバー賞では先週のファンタジーS・3着のラヴケリーを降しており、この馬を物差しにするならここは上位の存在と見て良いでしょう。
ということで今年のデイリー杯2歳ステークスは本命軸馬レッドベルオーブ、相手にカイザーノヴァという馬券で勝負したいと思います。かなりガチガチに堅いレースとなりそうで、正直馬券的な面白みはありませんが、この2頭に絞った少点数の馬券でビシッと獲りたいと思います。