【マイルCS予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

秋のマイル王者を決める一戦「マイルチャンピオンシップ」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

サリオス(牡3、堀宣行厩舎)

11/18(水)美浦・南W(良)5F65.0-4F50.3-3F36.8-1F12.9(強め)

M.デムーロ騎手を背に美浦の南Wで3頭併せ。道中は折り合いに専念し、直線は僚馬セントレオナードとサトノバトラーの内から反応良く伸びてあっという間に交わすと、セントレオナードに2馬身、サトノバトラーに4馬身差をつけてフィニッシュした。全体時計もまずまずで、ラストも強めに追われてゴール後も伸びる攻めた内容。1週前は南Wで6F82.4-1F12.8をマークし、併せた馬に1馬身先着。しっかり負荷をかけられており、前走時よりも良化を感じる時計だった。脚の回転も速くしっかりとスピードにも乗れているので、この動きならまず力は出し切ってきそうな気配。

インディチャンプ(牡5、音無秀孝厩舎)

11/18(水)栗東・坂路(良)4F52.3-3F38.3-2F24.6-1F12.2(馬なり)

栗東坂路を2頭併せ。僚馬ファンタジステラを2馬身追走し、序盤はゆったりと進め、残り2Fあたりから並びかけると、軽く促されると雄大なフットワークで突き放して2馬身半先着した。抑えがしっかり利いており、追ってからの反応は良く、大きいフォームでリズムも良く、隙きのない動き。1週前は福永祐一騎手を背に坂路で追われて4F50.8-1F12.8をマークし、併せたサンライズノヴァに1馬身先着する好内容。2週前も福永騎手を背にCWで追われて6F80を切る時計をマークしており、ここまでの調整は順調そのもの。

ケイアイノーテック(牡5、平田修厩舎)

11/18(水)栗東・坂路(良)4F54.9-3F39.3-2F24.6-1F11.9(馬なり)

栗東坂路を単走。馬場の外側を馬なりで進め、ラストは軽く促されると抜群の手応えで1F11.9の好時計をマークしてフィニッシュした。しまいだけの内容だったが、馬なりのままでもこの馬らしい掻き込み鋭いフットワークで好時計をマークしており、チークピーシーズの効果もあってか集中した走りが出来ている。1週前は坂路で4F50.7-1F12.5の好時計をマークしており、先週も時計は出している。調子はすこぶる良さそうだ。