【ジャパンC予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

秋の大一番「ジャパンカップ」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

アーモンドアイ(牝5、国枝栄厩舎)

11/25(水)美浦・南W(やや重)5F67.9-4F52.1-3F38.1-1F12.8(馬なり)

C.ルメール騎手を背に美浦の南Wで3頭併せ。僚馬サトノエルドールとミッキーパンチを先行させ、最後方でじっくり待機し、直線は最内から徐々にピッチを上げて馬体を並びかけると、残り1Fで楽な手応えで突き抜けて先着した。抑えを利かせながらも手応えは抜群で、追えば弾けそうな気配。1週前もルメール騎手を背に南Wを単走で追い切り、5F67.4-1F12.4の好時計を馬なりでマークした。不要な負荷をかけず、息遣いも良く、本番へ向けて良い状態で臨めそうだ。

グローリーヴェイズ(牡5、尾関知人厩舎)

11/25(水)美浦・南W(やや重)5F66.3-4F52.2-3F38.1-1F12.3(一杯)

美浦の南Wで3頭併せ。僚馬サウンドトラックを先行させ、サクラルーフェンを後ろに置き、真ん中から進めて直線は力強い脚取りで伸びていき、内のサクラルーフェンは早々に離脱し、外のサウンドトラックと併入した。直線は鞭も入り、一杯に追われて重たい馬場でもラスト1F12.3の切れ味を披露した。1週前は南Wを2頭併せで5F65.5-1F12.5の好時計をマークし、併せた馬に2馬身先着する好内容。先週・最終と前進気勢があり、気持ちの面でもしっかり臨戦態勢は整った感がある。

パフォーマプロミス(牡8、藤原英昭厩舎)

11/25(水)栗東・坂路(良)4F53.8-3F38.7-2F24.8-1F12.2(強め)

栗東坂路を単走。馬場の真ん中を軽快に駆け上がり、ゴール前は強めに追われてラスト1Fは12.2の好時計をマークしてフィニッシュ。肩鞭で気合いを付けられしっかりと負荷をかけられ、軽やかなフットワークで鋭い伸びを披露した。1週前は坂路で併せ馬を行い、しまい重点に追われて4F52.3-1F12.6の好時計をマークして併せ馬に半馬身先着し、ここへ来て自己ベストを更新してきた。年齢なりに最高潮と言えそうだ。