場外馬券売り場では未成年の入場は出来ない。未成年らしき人物がいると、JRAの職員に年齢の確認をされる。ここで、20歳を超えていると態度が急変する。頭ごなしに未成年だろうと思って聞いてきたところに、完璧に成人である動かぬ証拠を出すと、『失礼しました!!ゆっくりしていって下さい』と態度が急変する。私も25歳の時に年齢は幾つ?とぶっきらぼうに聞かれた経験がある。運転免許証を見せれば直ぐに開放されるのは知っていたが、いたずらごころで1番強烈なカードを切ることにした。それは、PATの会員証。20歳以上でないと絶対に持っていないもの。これには流石に『PATのご利用者様でしたか。大変失礼しました』となった。
確かにルールを守らず、未成年なのに馬券を買う若者は多い。それを補導する役目は重要なのはわかるが、声をかける全員が未成年なわけではない。未成年と確定してからなら、良いとは言い切れないが、ぶっきらぼうになるのも分かる。場外馬券場では未成年とのいたちごっこなのは知っているが、もう少し言葉を選んだ方が良い。取り締まるのは大いに結構な事。未成年が馬券を買うのは違法なのだから。場外馬券場は未成年は入場してはいけない。
一方で、競馬場は未成年でも入場は出来る。馬券は買えないが、大迫力のレースを見る事は出来る。競馬というのは非常に魅力的なものだ。新人ジョッキーが、ジョッキーになる切欠はたまたまみた競馬中継だと話しているように、レースをテレビで見て夢を叶えたジョッキーは多い。競馬場に親に連れて行かれる事もある。競馬場は未成年でも入場できるので、馬券は楽しめないが、レースは楽しめる。