【ステイヤーズS予想2020】JRA最長距離レース!メイショウテンゲンやアルバートなど出走予定馬を考察

今週末からは中山競馬が開催。開幕を飾る重賞はJRAの最長距離レース「ステイヤーズS」です。長距離に自信のある馬が一堂に会する数少ない長距離重賞レースの1つです。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみたので、各馬を考察してみたいと思います。

メイショウテンゲン(牡4、池添兼雄厩舎)

昨年のステイヤーズS・4着のメイショウテンゲン。昨年は弥生賞を制すもクラシックは二桁着順続きの惨敗。しかし、昨年のステイヤーズSでは4着に好走し、今年もダイヤモンドSで2着、阪神大賞典で3着に好走するなど長距離路線で素質を開花させて活躍しています。秋初戦のアルゼンチン共和国杯は17着惨敗でしたが、元々使って良くなるタイプで、左回りよりも右回り向きで、中山コースの適性も高く、条件が良くなるここは巻き返しが期待できそうです。

アルバート(牡9、橋口慎介厩舎)

2015年~17年のステイヤーズSを勝利し、同レース3連覇を果たしているアルバート。2018年こそ故障発生で出走する事ができませんでしたが、昨年のステイヤーズSでも2着に好走し、生粋のステイヤーとしてこの路線で活躍している息の長い活躍馬です。前走の京都大賞典は約1年ぶりの休み明けで出走し17着に大敗しましたが、昨年も同レース16着からのローテーションで進めて本番は2着に好走しているので、このレースに向けて目イチの調整をしてきているのは明白でしょう。

ポンデザール(牝5、堀宣行厩舎)

前走の札幌記念・4着のポンデザール。重賞は4戦して前走の4着が最高着順ですが、いずれも2500m以下のレースで、2600m戦においては過去4戦4勝と長距離では好成績を挙げています。2走前の札幌日経OPでは従来の記録を1秒1塗り替えるコースレコードをマークしており、長い距離では高いパフォーマンスを見せています。札幌と函館以外での好走歴が少なく、3000m以上は初となりますが、長距離適性の高さから期待度は高い1頭です。