チャンピオンズカップ(2020)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

中京競馬の開幕週を飾るのは中央ダート日本一を決めるG1「チャンピオンズカップ」です。2014年に名称がジャパンカップダート(JCD)から現在のチャンピオンズカップに変わり、舞台は阪神競馬場から中京競馬場へと変わりました。今回は中京に変わってからの過去6年間に加え、阪神・ダート1800mで行われた2010~2013年を含めた過去10年のデータをもとに、チャンピオンズカップの傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」は堅実も、人気薄の激走も要警戒

人気は「1番人気」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。昨年は「1~3番人気」の3頭で決まる堅い決着でしたが、一昨年は「8番人気」が2着、その前は「8・9番人気」が1着・3着に入着し、その前は「6・10番人気」が1着・3着、その前の年は「12番人気」が優勝するといったように、近年は波乱傾向が見られます。人気薄の激走に警戒すべき一戦であると言えるでしょう。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 3 3 1 3
2番人気 2 0 1 7
3番人気 1 2 3 4
4番人気 0 0 0 10
5番人気 0 1 1 8
6番人気 2 1 0 7
7番人気 0 0 0 10
8番人気 1 3 0 6
9番人気 0 0 2 8
10番人気 0 0 1 9
11番人気 0 0 1 9
12番人気 1 0 0 9
13番人気 0 0 0 10
14番人気 0 0 0 10
15番人気 0 0 0 10
16番人気 0 0 0 7
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 1 0 1 0
2.0~2.9倍 1 1 1 1
3.0~3.9倍 1 2 0 3
4.0~4.9倍 1 1 1 1
5.0~6.9倍 1 1 0 10
7.0~9.9倍 1 0 2 10
10.0~14.9倍 1 0 2 11
15.0~19.9倍 2 2 0 4
20.0~29.9倍 0 2 0 20
30.0~49.9倍 0 1 3 17
50.0~99.9倍 1 0 0 23
100.0倍以上 0 0 0 27
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2010 6,310円 94,860円
2011 2,180円 6,180円
2012 11,620円 165,230円
2013 9,810円 24,440円
2014 9,020円 70,890円
2015 36,260円 318,430円
2016 4,800円 85,980円
2017 9,400円 158,490円
2018 3,890円 27,310円
2019 1,820円 8,980円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 クリソベリル 1.6
2 カフェファラオ 3.8
3 チュウワウィザード 9.7
4 サンライズノヴァ 14.5
5 クリンチャー 19.3
6 ゴールドドリーム 25.1
7 インティ 31.0
8 モズアスコット 36.4
9 エアアルマス 42.2
10 アルクトス 55.7
11 タイムフライヤー 62.9
12 エアスピネル 66.3
13 アナザートゥルース 74.5
14 メイショウワザシ 81.0
15 サトノティターン 125.2
16 サトノギャロス 187.7
17 デュードヴァン 221.5
18 ヨシオ 289.4

■「外枠」が不振&「先行」がやや優勢

コースは中京のダート1800mを使用。「枠」と「脚質」については中京競馬場へと代わった2014年以降の過去6年のデータをもとに考察していきます。

枠は「2枠」と「5枠」が2勝ずつを挙げており、連対数と3着内の回数は「2枠」が最多となっています。「6枠」から外の枠からは勝ち馬が出ておらず、外枠が不振です。

脚質は「先行」が最多の3方を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。「差し・追い込み」も決まっているので脚質に大きな差はなく、「先行」がやや優勢という程度に考えておきたいと思います。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 1 2 7
2枠 2 2 1 7
3枠 1 0 1 10
4枠 1 0 0 11
5枠 2 0 1 9
6枠 0 1 1 10
7枠 0 2 0 10
8枠 0 0 0 11
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 0 2 4
先行 3 3 2 14
差し 1 1 1 30
追い込み 2 2 1 27
マクリ 0 0 0 0

[該当馬] 先行馬候補

  • クリソベリル
  • カフェファラオ
  • チュウワウィザード
  • クリンチャー
  • インティ
  • エアアルマス
  • アルクトス
  • アナザートゥルース
  • メイショウワザシ

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 0
-19~-10kg 0 0 1 3
-9~-4kg 0 0 1 11
-3~+3kg 8 3 5 52
+4~+9kg 0 2 2 46
+10~+19kg 2 4 1 12
+20kg~ 0 1 0 0
不明・初出走・未更新 0 0 0 3
今回減 2 1 5 26
同体重 2 1 1 14
今回増 6 8 4 84

■年齢は「5歳」が好成績

年齢は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「5歳」に注目です。性別は、9勝を挙げている「牡馬」が中心となります。「牝馬」は3着内が1回のみとなっており、牝馬はほとんど絡みません。所属は「栗東」が8勝を挙げており、関西馬が優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 2 1 1 15
4歳 2 1 2 33
5歳 4 3 3 31
6歳 2 4 2 23
7歳 0 1 2 14
8歳以上 0 0 0 11
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牝馬 1 0 0 8
牡馬 9 10 10 119
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 2 1 1 21
栗東 8 9 9 102
地方 0 0 0 0
外国 0 0 0 4

[該当馬] 5歳馬

  • アルクトス
  • エアアルマス
  • タイムフライヤー
  • チュウワウィザード
  • メイショウワザシ

■前走レースが「JBCクラシック」だった馬に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げ、連対数が最多の「JBCクラシック」に注目です。前走着順は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「1着」に注目です。また、勝ち馬は10頭全てが前走「5着以内」だった馬でした。勝ち馬は前走で掲示板内に好走した馬から狙うのが良さそうです。

前走レースデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
JBCクラシック(G1) 3 3 4 31
みやこS(G3) 2 3 4 35
マイルCS(G1) 2 1 0 4
武蔵野S(G3) 1 3 0 24
JBCレディスC(G1) 1 0 0 6
日本テレビ盃(G2) 1 0 0 0
JBCスプリント(G1) 0 0 1 3
エルムS(G3) 0 0 1 0
帝王賞(G1) 0 0 0 2
シリウスS(G3) 0 0 0 4
前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
3勝クラス 0 0 0 1
オープン特別 0 0 0 6
G3 3 6 5 64
G2 0 0 0 0
G1 0 0 1 8
海外 0 0 0 5
地方 7 4 4 42
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 4 5 3 30
2着 3 1 2 15
3着 1 2 3 17
4着 1 1 0 12
5着 1 0 0 14
6~9着 0 1 0 20
10着以下 0 0 2 19

[該当馬] 前走レースがJBCクラシックだった馬

  • クリソベリル(1着)
  • チュウワウィザード(3着)

■騎手は「M.デムーロ」と「C.ルメール」に注目

騎手は2勝を挙げている「M.デムーロ」と「C.ルメール」の2名に注目です。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
M.デムーロ 2 0 0 6
C.ルメール 2 0 0 1
幸英明 1 0 2 3
大野拓弥 1 0 1 3
酒井学 1 0 0 4
R.ムーア 1 0 0 5
川田将雅 1 0 0 2
武豊 0 2 1 6
和田竜二 0 2 1 2
小牧太 0 1 1 3
藤岡佑介 0 1 0 1

※現役騎手のみを表示しております。

[該当馬] M.デムーロ騎手とC.ルメール騎手の騎乗予定馬

  • アナザートゥルース(M.デムーロ)
  • カフェファラオ(C.ルメール)