【カペラS予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

中央では貴重なダートスプリント重賞「カペラS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

ジャスティン(牡4、矢作芳人厩舎)

12/9(水)栗東・坂路(良)4F53.4-3F38.9-2F24.8ー1F12.0(馬なり)

坂井瑠星騎手を背に栗東坂路で単走。馬場の真ん中を力強く駆け上がり、しまい重点にラスト1Fは12.0と鋭く伸びてフィニッシュ。足捌きはパワフルでフォームもブレがなく、時計・内容ともに近走の中では一番高いパフォーマンスを披露。1週前は栗東坂路を2頭で併せ、4F51.6-1F12.6をマークし、一杯に追われた併せ馬と楽に併入。1週前・最終としっかり動いており、これだけ動けていれば状態面の不安はない。

ダンシングプリンス(牡4、宮田敬介厩舎)

12/9(水)美浦・坂路(良)4F50.5-3F36.1-2F23.3ー1F12.0(強め)

美浦坂路で単走。馬場の外側を駆け上がり、強めに追われてラスト1Fは12.0と鋭く伸びてこの日の一番時計をマーク。50.5という全体時計もさることながら、ラスト2F部分は11.3と速いラップを刻んでおり、いかにもスプリンターらしいラプの踏み方。1週前は坂路で4F51.6-1F11.9とここでも楽々と速い時計をマークしており、ここへきて明らかな良化。持ち前のスピード能力は十分に発揮できる状態にありそうだ。

ロンドンテソーロ(牡4、栗田徹厩舎)

12/9(水)美浦・坂路(良)4F51.6-3F37.0-2F24.1ー1F12.1(一杯)

美浦坂路で2頭併せ。僚馬エクレルシーを2馬身先行し、直線で一杯に追われると内から一杯に追われる僚馬を置き去りにしてそのまま2馬身差を付けて先着。首と脚元のリズムに少しズレはあるが、四肢の可動域は広く大きなフォームで、脚捌きも軽やか。ラスト2Fのラップも速く、反応も上々。1週前は大野拓弥騎手を背に美浦南Wを2頭で併せ、6F81.2ー1F12.8をマークし、併せた古馬と併入。休み明けの前走以上には仕上がっており、状態は万全と言えそうだ。