【キーンランドC】ウキヨノカゼがスプリント界に"新風"巻き起こす!

8/30札幌メーンレースの「第10回キーンランドカップ(G3)」を優勝したのは単勝8番人気のウキヨノカゼ(牝5)だった。

ウキヨノカゼはスタートから最後方の位置で競馬を進めた。3コーナーで鞍上の四位騎手が仕掛ける。抜群の反応でウキヨノカゼは大外から一気に全頭を捲り、直線では先頭に躍り出る。短い直線を駆け抜けそのままゴールした。
3/4馬身差の2着には後方追走から脚を伸ばした9番人気のトーホウアマポーラ(牝6)が入着し、さらに1/2馬身差の3着には1番人気のティーハーフ(牡5)が入着した。

ウキヨノカゼが見せた3コーナーでの捲りは圧巻だった。見ていてゾクッと違和感を覚えるくらい鬼気迫るものを感じた。前走のTVh杯(1600万下)でも大外から捲りにいって優勝。こちらも四位騎手の完璧な仕掛けだった。見事に連勝を果たし、四位騎手は先週の札幌記念(G2)に引き続き2週連続で重賞を勝利した。

次走はまだ未定であるが、今回のスプリント戦の勝利で10月4日に開催されるスプリンターズステークス(G1)も視界に入った。スプリント界に"浮世の風"が新風を巻き起こし、スプリント路線の頂点を目指す。