G1・2勝のサートゥルナーリアが引退、種牡馬入り

2019年の皐月賞などG1・2勝を挙げたサートゥルナーリア(牡5、角居勝彦厩舎)が、現役を引退することが明らかになった。15日、所属するキャロットクラブのホームページで発表された。今後は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りする予定となっている。

サートゥルナーリアは2018年6月に阪神の芝1600mでデビュー。同年のホープフルSを無傷の3連勝で優勝し、G1初制覇を達成。翌年のクラシックでは皐月賞を制しG1・2勝を果たすと、日本ダービーでも4着に好走。その後も2019年の神戸新聞杯、2020年の金鯱賞を制すなど、中距離重賞戦線で活躍した。昨年は宝塚記念・4着後、秋に左飛節後腫を発症。現在症状は良化してきているが、これまでのようなパフォーマンスを発揮するのが難しいという判断が下り、引退が決定した。昨年6月の宝塚記念・4着がラストランとなった。

サートゥルナーリアは父ロードカナロア、母シーザリオ、母父スペシャルウィークという血統。通算成績は10戦6勝、うち重賞は4勝。サートゥルナーリア号、お疲れさまでした。