中京競馬の日曜メインはフェブラリーステークスへと繋がるダートG2「東海ステークス」です。ダートG1へのステップレースということもあり、集まるメンバーにも注目が集まります。今回は中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。
インティ(牡7、野中賢二厩舎)
2019年の東海Sを制し、その後のフェブラリーSも制したG1ホース・インティ。以降はリズムを崩して勝ち星を挙げれていませんが、前走のチャンピオンズCでは10番人気の低評価を覆し3着に入線。昨年のチャンピオンズCでも3着に入線しており、中京の1800mはベスト舞台です。まずは逃げてこそという印象でしたが、前走は番手に付けて3着に踏ん張っており、無理に逃げなくても結果が出せるようになってきた点も心強いです。今回は競りかける馬も少なく、自分の競馬を展開することができそうです。
ダノンスプレンダー(牡5、安田隆行厩舎)
今年初戦のポルックスSを制し、順調な滑り出しを見せたダノンスプレンダー。これまでキャリア11戦中10戦が馬券圏内と安定感は抜群です。崩れた1戦もスタートで出遅れたシリウスSの4着のみで、初の重賞でメンバーの格も高い中、出遅れても4着善戦は十分重賞で勝ち負けする能力があると見て良さそうです。好位から押し切るという競馬スタイルも崩れることがない理由でしょう。勢いのある新星に注目です。
アナザートゥルース(セ7、高木登厩舎)
昨年ダイオライト記念を制し、地方交流含め重賞2勝目を果たしたアナザートゥルース。昨年は東海Sを回避して川崎記念へと進み、5着に入線。今年は初コンビとなる松山弘平騎手と共に中央重賞2勝目を狙います。G1馬サウンドトゥルーを半兄に持っていますが、追い込み脚質の兄とは対照的に本馬は先行タイプ。これまで逃げたレースは3戦3勝と自分の競馬ができれば崩れません。積極策を打てば、面白い存在となりそうです。