【東海ステークス予想2021】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

G1フェブラリーSの前哨戦「東海S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

ハヤヤッコ(牡5、国枝栄厩舎)

1/20(水)美浦・南W(良)5F67.4-4F53.0-3F38.9-1F12.5(馬なり)

田辺裕信騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ミッキーパンチを3馬身追走し、コーナーで内から差を詰めて直線序盤で並びかけると、馬なりのまま伸びて余力たっぷりに併入した。1週前は美浦の南Wを単走で一杯に追われて5F65.3-1F12.2をマークし、併せ馬と併入した。1週前にしっかり追われた分最終は軽めだったが、馬なりながらもしっかりした上がりを使ってラスト1Fは時計を出している。普段調教はあまり動く方ではないが、今回はしっかり動いて時計も出しており、気配は良好だ。

グレートタイム(牡6、藤原英昭厩舎)

1/20(水)栗東・坂路(良)4F55.0-3F39.4-2F25.0-1F12.1(馬なり)

栗東坂路を単走。馬場の真ん中を軽快に駆け上がり、ゴール前の坂では馬自ら加速していき、ラスト1Fは12.1と鋭く伸びてフィニッシュ。全体の時計は地味だが、折り合いもしっかりついて軸のブレないキレイなフォームとフットワークで動きは抜群。周りに馬がいなかったこともありそうだが、最後まで集中力を切らさずに走れている点も高評価。1週前はCWで6F84.8-1F12.1をマークし、併せ馬に1馬身先着。ここも時計は目立っていないが、外を回ってこの時計なら十分で、ブレのない走りでやはり動きは良い。ここまで順調そのもの。

オーヴェルニュ(牡5、西村真幸厩舎)

1/20(水)栗東・坂路(良)4F56.3-3F39.5-2F25.3-1F12.5(馬なり)

栗東坂路を単走。外ラチ沿いをしまい重点に追われて、ラスト1Fは鋭く伸びて12.5をマーク。全体時計は平凡だが、しまいは軽くうながす程度でも時計は出してきた。力んでしまうところがある馬だが、しっかり折り合いはついており、鞍上の合図にしっかり応えて切れの良い脚捌きを見せた。1週前は坂路で4F52.8-1F13.0をマークしており、前走時よりも全体で良い時計を出してきた点も高評価。