夏が終わり秋に季節が完全に変わった今日この頃。これからは冬へと向かっていく。この時期になるとダートのオープン競走は軒並みフルゲート以上の登録馬が集まる。競馬ファンからしたら、フルゲート確定で競馬が行われる方が楽しみ方も増える。小頭数のレースでも十分楽しいレースもあるが、やはり多頭数の方がレースは盛り上がる。
そんなレースの一つが今週の土曜日10月22日に行われる室町ステークスだ。ダートの1200m戦で争われる一戦。登録メンバーを見てみると一長一短と言ったメンバー構成。ダート1200m戦でスローペースになる事はオープン競走であれば、まずあり得ない。一般的な考え方で言えば、ハイペース=差し・追い込み有利。しかし、オープンにもなると、粘りに粘る馬が馬券に絡む事も多い。今回の注目馬はズバリ、ゴーイングパワー。ここ4戦1-2-0-1と安定した成績を残している。馬券圏内を外した1戦も6着だがこれは芝の一戦で参考外と言っていいだろう。
最終登録馬は、26頭だが、実際には20頭位が最終的出走の意思を示すと思われる。ローテーション的に明らかに厳しい馬もいるので、あえてここで無理をさせる必要はない。今回のメンバーを見るとゴーイングパワーが一歩リードだが、下剋上が起こるのもダート短距離路線の面白い所。土曜日のメインレースで重賞ではないので、今一つ乗り気じゃないと思っていると思わぬ大魚をみすみす見逃す事になりかねない。重賞もオープンも払戻金は同じ30倍は30倍。重賞だから50倍になると言う事はないのだから。