根岸ステークス(2021)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

東京競馬の開幕を飾るのはフェブラリーステークスの前哨戦「根岸ステークス」です。本番のフェブラリーステークスで根岸ステークス組は過去10年で一番馬券に絡んでおり、前哨戦として一番注目したいレースです。今回は過去10年間のデータをもとに根岸ステークスの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気はまずまずも、ヒモ荒れに警戒

人気は「1番人気」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。勝ち馬は10頭中8頭が「4番人気以内」から出ており、上位人気の勝率はまずまずです。人気薄を見ますと、「6~9番人気」は2着が3回となっており、このあたりの中穴クラスが連に絡むことが多い印象です。また、「10番人気以下」は連対数は0回ですが、3着は4回と穴馬が3着に絡むケースは少なくありません。ヒモ荒れを警戒しつつ、3連系の馬券を狙うなら穴馬の選定は必須と言えるでしょう。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 3 3 0 4
2番人気 2 1 1 6
3番人気 1 3 0 6
4番人気 2 0 1 7
5番人気 1 0 3 6
6番人気 1 1 0 8
7番人気 0 0 0 10
8番人気 0 1 0 9
9番人気 0 1 1 8
10番人気 0 0 3 7
11番人気 0 0 0 10
12番人気 0 0 0 10
13番人気 0 0 0 10
14番人気 0 0 0 9
15番人気 0 0 1 8
16番人気 0 0 0 9
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 0 1 0 0
2.0~2.9倍 1 1 0 4
3.0~3.9倍 3 1 1 0
4.0~4.9倍 1 2 0 3
5.0~6.9倍 0 2 0 8
7.0~9.9倍 3 0 2 8
10.0~14.9倍 2 1 2 12
15.0~19.9倍 0 1 0 11
20.0~29.9倍 0 1 0 6
30.0~49.9倍 0 0 3 19
50.0~99.9倍 0 0 1 22
100.0倍以上 0 0 1 34
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2011 1,290円 45,080円
2012 26,230円 379,550円
2013 4,300円 103,090円
2014 11,380円 158,760円
2015 1,450円 48,330円
2016 1,850円 34,400円
2017 1,590円 9,330円
2018 2,540円 20,200円
2019 2,360円 18,930円
2020 3,300円 69,270円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 タイムフライヤー 2.7
2 レッドルゼル 3.1
3 アルクトス 5.2
4 ステルヴィオ 9.5
5 テイエムサウスダン 14.2
6 サクセスエナジー 18.8
7 ヘリオス 21.1
8 ワンダーリーデル 25.4
9 スマートセラヴィー 33.6
10 ヤマニンアンプリメ 38.7
11 メイショウテンスイ 41.1
12 サブノジュニア 44.5
13 デザートストーム 56.6
14 ブルベアイリーデ 61.0
15 シュウジ 74.2
16 スパーダ 84.9
17 スリーグランド 135.5
18 アヴァンティスト 198.4
19 スマートダンディー 213.3
20 ダイメイフジ 265.5
21 アディラート 302.4
22 ドリュウ 362.0
23 ルッジェーロ 401.1
24 ニューモニュメント 421.2
25 テーオーヘリオス 453.1
26 ロイヤルパールス 487.7
27 ハイランドピーク 501.0

■枠順の有利不利は少なめ、脚質は「差し・追い込み」が好成績

コースは東京のダート1400mを使用。枠は「3・6・8枠」が2勝ずつを挙げており、連対数と3着内の回数は「3枠」が最多となっております。どの枠からも比較的満遍なく好走馬が出ており、傾向らしい傾向は見られません。どの枠にもチャンスはありそうで、枠についてはフラットな目線で予想したいと思います。

脚質は、「追い込み」が最多の5勝を挙げており、「差し」も4勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多です。勝ち馬は10頭中9頭が「差し・追い込み」で、また3着内に入った30頭中23頭が「差し・追い込み」の馬でした。全体的に、後ろから進めた馬が好成績を挙げています。

東京競馬場のダート1400mは3コーナーに下り坂があり、スピードが落ちにくいスパイラルカーブになっているため、前に行く馬が脚を貯める事が難しくなっています。また、最後の直線も約500mと長く、差し・追い込み勢にとって有利になりやすいコース形態となっていることも同脚質が好走している要因の一つと考えられます。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 1 3 14
2枠 1 1 0 17
3枠 2 4 0 14
4枠 1 1 2 16
5枠 1 2 0 17
6枠 2 0 2 16
7枠 0 1 3 16
8枠 2 0 0 17
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 0 0 10
先行 1 4 2 32
差し 4 5 4 47
追い込み 5 1 4 37
マクリ 0 0 0 0

[該当馬] 差し馬候補

  • タイムフライヤー
  • レッドルゼル
  • ステルヴィオ
  • ワンダーリーデル
  • サブノジュニア
  • デザートストーム
  • ブルベアイリーデ
  • シュウジ

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「-3~+3kg」に注目。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 0
-19~-10kg 0 1 0 2
-9~-4kg 2 0 2 33
-3~+3kg 5 7 5 55
+4~+9kg 1 2 2 33
+10~+19kg 2 0 1 4
+20kg~ 0 0 0 0
不明・初出走・未更新 0 0 0 0
今回減 3 2 5 56
同体重 2 3 2 16
今回増 5 5 3 55

■「6歳」に注目

年齢は、最多の4勝を挙げている「6歳」に注目です。性別は、3着内に入った30頭全てが「牡馬」となっており、牡馬が中心となります。所属は3着内に入った30頭中29頭が「栗東」となっており、関西馬が中心となります。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
4歳 2 2 0 8
5歳 3 4 1 23
6歳 4 2 3 34
7歳 1 1 1 27
8歳以上 0 1 5 18
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牝馬 0 0 0 7
牡馬 10 10 10 120
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 1 0 0 26
栗東 9 10 10 92
地方 0 0 0 9
外国 0 0 0 0

[該当馬] 6歳馬

  • アルクトス
  • ステルヴィオ
  • スパーダ
  • タイムフライヤー
  • ドリュウ
  • ルッジェーロ
  • ロイヤルパールス

■前走レースが「武蔵野S」だった馬に注目

前走レースは、唯一3勝を挙げている「武蔵野S」に注目です。前走着順は、「1着」は2勝と勝利数は少ないですが、2着は6回と多いです。前走1着だった馬は勝ち切ることは少ないですが、2着になる可能性は高い傾向にあります。

前走レースデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
武蔵野S(G3) 3 0 1 5
カペラS(G3) 2 2 1 22
ギャラクシーS(OP) 2 2 0 7
チャンピオンズC(G1) 2 1 2 7
マイルCS(G1) 1 0 0 0
大和S(OP) 0 2 0 4
師走S(OP) 0 1 2 0
ファイナルS(OP) 0 1 1 4
JBCスプリント(G1) 0 1 0 1
すばるS(OP) 0 0 1 6
前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
未勝利 0 0 0 1
3勝クラス 0 0 0 7
オープン特別 2 6 4 52
G3 5 2 2 29
G2 0 0 0 1
G1 3 1 2 12
海外 0 0 0 0
地方 0 1 2 25
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 2 6 0 26
2着 1 3 1 18
3着 3 0 4 9
4着 2 0 0 13
5着 0 0 1 10
6~9着 1 1 3 25
10着以下 1 0 1 22

[該当馬] 前走が武蔵野Sだった馬

  • ワンダーリーデル(4着)

■騎手はフラットな傾向

騎手は2勝以上挙げている騎手はおらず、傾向らしい傾向は見当たりません。騎手については、フラットな目線で予想したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
戸崎圭太 1 2 0 2
C.ルメール 1 2 0 2
内田博幸 1 1 1 5
三浦皇成 1 1 0 4
O.マーフィー 1 1 0 0
福永祐一 1 0 1 3
T.ベリー 1 0 0 3
藤岡康太 1 0 0 1
幸英明 1 0 0 1
田辺裕信 0 1 0 7
蛯名正義 0 1 0 4

※現役騎手のみを表示しております。