【きさらぎ賞2021予想】3歳馬の有望株が激突!ヨーホーレイクやランドオブリバティなど出走予定馬を考察

早いもので2021年も1ヶ月が過ぎ、2月となりました。中京競馬の日曜メインは陰暦の2月を表す「きさらぎ(如月)」にちなんで付けられた「きさらぎ賞」が開催されます。クラシックを見据えた3歳馬の有望株が激突する注目の一戦です。今回は中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

ヨーホーレイク(牡3、友道康夫厩舎)

昨年7月に阪神の1800mでデビューしたディープインパクト産駒のヨーホーレイク。2戦2勝で臨んだ前走のホープフルSでは3着に敗れましたが、1000m通過61秒9というスローで、先行勢や好位から進めた馬が上位を占める展開の中、出遅れながら差し込んで唯一馬券に絡んだ馬ということで評価したい1頭です。兄には弥生賞を制したカミノタサハラやきさらぎ賞2着のストーンリッジがおり、期待度の高い血統です。1週前の追い切りでは重馬場のCWでも切れる脚を見せて好時計をマークしており、今の中京は合いそうです。

ランドオブリバティ(牡3、鹿戸雄一厩舎)

昨年8月に新潟の2000mでデビューしたディープインパクト産駒のランドオブリバティ。続く芙蓉Sを完勝して臨んだホープフルSはハナを切って逃げるも4コーナーで外へ逸走し、競走中止となってしまいました。序盤から抑えきれない感じで制御するのが難しい面がありますが、中間の調教では口向きを矯正するハミに替えたり工夫しながらの調整が続いており、調教審査も無事にクリア。新馬戦と芙蓉Sの勝ちっぷりは強烈で、ホープフルSでも2番人気に推された期待度の高い馬なので、まともに走れば当然ここでも勝ち負けになるでしょう。

ラーゴム(牡3、斉藤崇史厩舎)

昨年7月に阪神の2000mでデビューしたオルフェーヴル産駒のラーゴム。続くアイビーS、京都2歳Sでいずれも2着に好走。アイビーSでクビ差で負かされた相手はホープフルS・2着馬のオーソクレースで、同馬を物差しにすればここでは上位争いは必至と思われます。500kg以上の馬格があるオルフェーヴル産駒、左回りの経験ありと中京コースの適性は高そうな素材が揃っている1頭です。前走は騎乗停止処分のために騎乗できなかった北村友一騎手が再び手綱を握り、重賞初制覇を狙います。