3歳クラシックの登竜門「きさらぎ賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
ヨーホーレイク(牡3、友道康夫厩舎)
2/3(水)栗東・坂路(重)4F55.5-3F40.6-2F26.4-1F13.2(馬なり)
栗東坂路で2頭併せ。僚馬セブンハピネスの内から馬なりのまま駆け上がり、しまいは自分から動いて併入しました。最終は軽めの併せでしたが、1週前はCWで一杯に追われ、併せた2頭を早い段階で競り落として6F83.4-1F12.1をマークして最先着と、しっかり負荷をかけられています。1週前強めで最終軽めは友道厩舎のいつもの調教パターンですし、先週までに6F追いを4本消化して間にも坂路を取り入れているので、調整過程は順調と見て良いでしょう。
ドゥラモンド(牡3、手塚貴久厩舎)
2/3(水)美浦・南W(やや重)5F68.2-4F53.0-3F38.3-1F12.5(馬なり)
美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ムスコローソを2馬身追走し、一杯に追われる相手に馬なりのまま楽に併入しました。1週前は南Wで5F69.5-1F13.2をマークし、併せたエクランドールに半馬身先着。新馬相手に先行したとは言え、直線の手応えや勢いで圧倒的な差を見せつけました。折り合い面に課題がある馬ですが、テンションを上げずにここまでの走りが出来ているなら期待して良さそうです。
ショウナンアレス(牡3、池添兼雄 厩舎)
2/3(水)栗東・WC(重)6F84.5-5F68.6-3F39.7-1F12.3(馬なり)
栗東のWCコースを単走。序盤はゆったり進め、しまい重点に追われてラスト1Fは12.3と鋭く伸びて駆け上がりました。1週前もしまい重点の内容で、CWコースでしまいを伸ばし、6F85.1-1F12.0の好時計をマークしました。いずれもテンはゆっくりとしたペースでしたが、ラストの伸び脚は鋭く、手応えにもまだ余裕がありました。勝つまで時間がかかりレースを使っていますが、未勝利を勝ち上がって状態はさらに上向いてきている印象です。