【フェブラリーS予想2021】舞台適性の高い“穴馬”はこの馬だ!

ドバイへ向かう有力馬も多いので、例年のレベルよりやや落ちる印象のフェブラリーS。チャンピオンズC・6着から巻き返しを狙うカフェファラオの1番人気が濃厚ですが、まずはこの馬の取捨がポイントとなりそうです。

能力については賛否両論ありそうですが、同じ東京マイルのユニコーンSのパフォーマンスを見ても2ターンの中京1800mから1ターンの東京マイルへ替わる点は好材料となるでしょう。

ただ、揉まれると弱いところがあるので、2枠3番だとやや内過ぎの枠に入ってしまったかなという印象です。さらに内にインティとエアアルマスが入っているのでここがやりあってっくれれば外目のポジションは取れそうです。

内目の枠でも位置関係的にはそこまで悪くはないのと、他に信頼度の高そうな馬もおらず、まだ成長の余地を残していることも加味し、今回はカフェファラオを本命視したいと思います。

さらに難しいのが相手選びですが、今回は人気薄にも十分チャンスがありそうなメンバー構成ということで、狙い目となる穴馬を1頭紹介したいと思います。

その馬はソリストサンダーです。なんと言っても評価したいのは、昨年2着に好走した武蔵野S。格下の立場で56kgを背負いながら、直線は並ばれてから突き離す強い競馬を見せ、格上相手にハンデなしで上位に食い込んできました。

もともと短距離を使われていましたが、昨年1700mへ伸ばしてからパフォーマンスを上げてきた馬です。ワンターンの東京マイルでさらにパフォーマンスを上げてきている現状を見ても、この舞台の適性は高そうです。

昨年の7月以降は6戦して3勝、2着1回、3着2回と馬券圏内を外しておらず、前走の門司Sでも58kgを背負ってオープン勝ちを収め、しっかりと賞金も積み上げてと優秀です。今回のメンバーを考えれば十分チャンスはありそうで、実際武蔵野Sでは今回も印がつきそうなエアスピネルやワンダーリーデルなどにも先着しています。

適性の高い舞台で、十分に戦えそうなメンバー構成、充実期を迎えている現状を考えればおさえておく必要性は高い1頭であると感じます。

ということで今年のフェブラリーSは、本命カフェファラオ、穴馬にソリストサンダーは絶対におさえておくという予想で勝負したいと思います。