阪急杯(2021)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

今週は高松宮記念のステップレースでもある「阪急杯」が阪神競馬場で開催。高松宮記念や安田記念といった春の短距離戦線の大舞台に向けた叩き台ともなる重要な一戦なだけに、例年レベルの高い馬たちが集う注目度の高い一戦です。今回は過去10年間のデータをもとに阪急杯の傾向を探っていきたいと思います。

■下位人気の激走注意

人気は「1・2・4・7番人気」が2勝ずつを挙げており、勝ち馬は満遍なく出ています。「7番人気」が2勝、「11番人気」も1・3着に1回ずつ入着するなど、下位人気の激走も少なくありません。2017年は人気薄同士の決着で248万馬券が飛び出す大波乱となり、一昨年も11番人気が勝利して20万馬券が出ているので、馬券的には穴馬からでも十分勝負できそうです。アタマは堅くても相手は広めに流すなど、ある程度波乱の可能性にも気を配った方が良さそうです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 2 2 2 4
2番人気 2 2 2 4
3番人気 0 1 0 9
4番人気 2 4 0 4
5番人気 0 0 3 7
6番人気 1 0 0 9
7番人気 2 0 0 8
8番人気 0 1 0 9
9番人気 0 0 1 9
10番人気 0 0 0 10
11番人気 1 0 1 8
12番人気 0 0 1 9
13番人気 0 0 0 9
14番人気 0 0 0 9
15番人気 0 0 0 9
16番人気 0 0 0 9
17番人気 0 0 0 4
18番人気 0 0 0 4
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 1 0 0 2
2.0~2.9倍 0 2 1 1
3.0~3.9倍 1 0 2 1
4.0~4.9倍 1 1 0 3
5.0~6.9倍 1 2 1 4
7.0~9.9倍 1 3 2 11
10.0~14.9倍 1 0 1 14
15.0~19.9倍 1 2 0 9
20.0~29.9倍 2 0 0 17
30.0~49.9倍 1 0 1 14
50.0~99.9倍 0 0 2 20
100.0倍以上 0 0 0 38
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2011 3,300円 22,840円
2012 8,880円 40,960円
2013 850円 20,500円
2014 6,060円 66,530円
2015 6,700円 236,350円
2016 2,660円 18,050円
2017 33,100円 2,483,180円
2018 7,520円 32,160円
2019 28,580円 207,070円
2020 12,870円 40,190円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 インディチャンプ 2.0
2 レシステンシア 2.9
3 ダノンファンタジー 3.3
4 クリノガウディー 8.0
5 ベストアクター 12.2
6 カツジ 16.9
7 ミッキーブリランテ 23.8
8 ジャンダルム 29.9
9 メイショウチタン 36.5
10 トライン 41.2
11 ロードアクア 54.7
12 ザイツィンガー 63.9
13 メイケイダイハード 74.1
14 メイショウキョウジ 78.7
15 コンパウンダー 90.6
16 ブラックムーン 158.8
17 タマモメイトウ 207.2

■枠は「外枠」が勝率高め&脚質は「差し馬」中心も「逃げ馬」も要警戒

コースは阪神競馬場の芝1400mを使用。枠は、「7枠」が最多の4勝を挙げており、「8枠」も2勝を挙げるなど外枠の勝率が高めです。ただ、3着内に入った30頭中17頭が「1~3枠」に入っていた馬で、全体的には内枠の馬の好走が目立っています。3着内の数は内枠が多いですが、勝ち馬は外枠から出やすい傾向となっています。

脚質は「差し」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。数は「差し・追い込み」が多いですが、「逃げ」も3勝を挙げており、逃げ馬が粘り切るケースも少なくありません。基本的には差し馬が中心となりますが、逃げ馬にも警戒が必要です。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 4 0 14
2枠 2 0 4 13
3枠 0 3 3 13
4枠 0 1 1 17
5枠 0 0 0 20
6枠 1 1 0 18
7枠 4 0 0 20
8枠 2 1 2 19
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 3 0 0 7
先行 1 3 3 32
差し 4 6 3 50
追い込み 2 1 4 45
マクリ 0 0 0 0

[該当馬] 差し馬候補

  • インディチャンプ
  • ベストアクター
  • ミッキーブリランテ
  • トライン
  • ザイツィンガー
  • メイケイダイハード

■馬体重の増減が「+4~+9kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「+4~+9kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 0
-19~-10kg 0 1 2 8
-9~-4kg 3 1 2 28
-3~+3kg 3 4 2 65
+4~+9kg 4 4 3 20
+10~+19kg 0 0 1 9
+20kg~ 0 0 0 4
不明・初出走・未更新 0 0 0 0
今回減 5 2 4 61
同体重 0 2 1 25
今回増 5 6 5 48

■「5歳」が好成績

年齢は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「5歳」が好成績です。性別は9勝を挙げている「牡馬」が中心ですが、「牝馬」も勝ち馬こそ1頭のみですが、2・3着までは絡んできます。所属は「栗東」が7勝を挙げており、関西馬が優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
4歳 1 3 4 23
5歳 5 2 2 31
6歳 3 3 2 35
7歳 1 1 1 30
8歳以上 0 1 1 15
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牝馬 1 2 2 21
牡馬 9 8 8 111
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 3 2 2 28
栗東 7 8 8 106
地方 0 0 0 0
外国 0 0 0 0

[該当馬] 5歳馬

  • クリノガウディー
  • ザイツィンガー
  • タマモメイトウ
  • ダノンファンタジー
  • ミッキーブリランテ
  • ロードアクア

■前走レースが「阪神C」だった馬に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「阪神C」に注目です。前走着順は3着内に入った30頭中半分の15頭が「6着以下」だった馬で、勝利数も6勝と多いです。前走着順については、前走で大敗した馬でも巻き返す可能性は十分あると考えたいと思います。

前走レースデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
阪神C(G2) 3 4 2 19
シルクロードS(G3) 2 2 0 23
香港スプリント(G1) 2 0 0 0
京都金杯(G3) 1 2 1 8
洛陽S(OP) 1 0 0 4
雲雀S(3勝クラス) 1 0 0 0
京都牝馬S(G3) 0 1 0 3
JBCスプリント(G1) 0 1 0 0
東京新聞杯(G3) 0 0 2 15
マイルCS(G1) 0 0 2 4
前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
3勝クラス 1 0 0 11
オープン特別 1 0 2 35
G3 3 5 4 57
G2 3 4 2 21
G1 0 1 2 10
海外 2 0 0 0
地方 0 0 0 0
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 2 0 1 19
2着 0 2 1 5
3着 1 0 0 7
4着 1 4 0 8
5着 0 1 2 8
6~9着 3 1 3 33
10着以下 3 2 3 54

[該当馬] 前走が阪神Cだった馬

  • ダノンファンタジー(1着)
  • インディチャンプ(3着)
  • ジャンダルム(7着)
  • タマモメイトウ(11着)

■騎手はフラットな傾向

騎手は、2勝以上を挙げている騎手はおらず、傾向らしい傾向が見られません。騎手についてはフラットな目線で予想したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
浜中俊 3 1 0 5
岩田康誠 1 2 0 3
吉田豊 1 1 1 1
武豊 1 1 0 4
藤岡佑介 1 0 0 6
幸英明 1 0 0 7
松山弘平 1 0 0 5
M.デムーロ 1 0 0 0
川田将雅 0 1 4 3
福永祐一 0 1 0 4
古川吉洋 0 1 0 1

※現役騎手のみを表示しております。