【高松宮記念2021予想】春のスプリント王決定戦!レシステンシアやダノンスマッシュなど出走予定馬を考察

いよいよG1シーズンも開幕ということで、その第一弾となる「高松宮記念」が中京競馬場で開催です。今年も無観客での開催となりますが、春のスプリントチャンピオン決定戦ということで多くのファンが注目する一戦となります。今回は出走予定馬の中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

レシステンシア(牝4、松下武士厩舎)

2019年の阪神JFの勝ち馬レシステンシア。以降勝ち星から遠ざかっていましたが、前走の阪急杯では強豪牡馬たちを相手にスムーズに逃げてレコードタイムで快勝しました。今回初の1200mとなりますが、前向きな性格と高いスピード能力があり、先手をとって自分の競馬ができれば1200mでも強い競馬ができそうです。主戦の北村友騎手がドバイ遠征のため騎乗できず、昨年の桜花賞ぶりに武豊騎手が再コンビを組む予定でしたが、武豊騎手は骨折で同レースを見送ることが発表され、浜中俊騎手への乗り代わりが決定しました。テン乗りとなる浜中騎手が有力G1馬でどのような騎乗を見せるのかに注目が集まります。

ダノンスマッシュ(牡6、安田隆行厩舎)

昨年の香港スプリントを勝利し、悲願のG1初制覇を果たしたダノンスマッシュ。スプリント重賞7勝というスプリンターらしい素晴らしい実績の持ち主で、高松宮記念は昨年10着、一昨年4着で、昨年の10着は重馬場が堪えたのと間隔が短かったことが影響してそうです。雪辱を果たすべく今年は前哨戦を使わず直行のローテーションを組んでリベンジを狙います。

インディチャンプ(牡6、音無秀孝厩舎)

2019年に安田記念とマイルCSを制したG1・2勝馬のインディチャンプ。昨年は安田記念・3着、マイルCS・2着と勝ちきれず、2走前の阪神Cから短距離路線へシフト。前走の阪急杯は久々が堪えたかたちで、ひと叩きされた上積みがありそうなここは巻き返しが期待されます。初の1200m戦がG1というのは壁が高いですが、前半の流れが厳しくなり、差し・追い込み馬向きの展開になれば地力はあるだけに一発があってもおかしくありません。