ワンマン社長

これはある馬主の話です。所有馬は多い馬主さんですが、セリで高額馬を買う事はありません。しかし1度爆裂した事があります。ここであまり詳細を書いてしまうとネタバレになってしまうので多くは書きません。この馬主さんも多くの馬主さん同様に会社を経営しています。その会社での独裁者ぶりが物凄いです。

実際にこの会社で働いた事のある知人に話を聞いたらビックリ仰天です。社内は常にピリピリしており、社員の緊張は夕方にピークに達します。1枚のファックスが流れて来て、その日に解雇される人物の名前が載っているというのです。0人の事もありますし、1人若しくは複数人の場合もあります。

徹底的にコストを削減する為に、エレベーターを降りたら、いきなり営業フロアです。ここもまた異様な光景だそうです。確かにエレベーターを降りて、いきなりガッツリ営業をしていたら少し引いてしまいますよね。

ここで部品の発注など間違えたら最後、解雇の道が待っています。とにかくワンマン社長です。まるでこの会社はとある国の独裁政権にそっくりですね。一つ違うのは第三国に迷惑をかける暴走国家と違い、粛清は身内だけです。

その馬主さんの持ち馬がある障害の重賞競走に断然1番人気で出走した際、その知人も競馬場に連れていかれたそうですが、結果は大敗。逆鱗に触れ即時撤収。帰りの車の中では管理する調教師に罵声を容赦なく浴びせ、もうお前の所には預けないと大激昂だったそうです。

皆さんはこんな会社で働きたくないですよね。幾ら競馬好きでも理不尽大王が社長のワンマン会社は嫌ですよね?