【マーチS予想2021】ダート中距離のハンデG3!アメリカンシードやハヤヤッコなど出走予定馬を考察

中山競馬の日曜メインはダート1800mのハンデG3「マーチステークス」です。ハンデのG3ということもあり伏兵馬の激走にも警戒したい一戦ですが、まずは有力馬からの考察が基本。今回は出走予定馬の中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

アメリカンシード(牡4、藤岡健一厩舎)

昨年10月に芝からダートへ転身したアメリカンシード。ダート転向後は怒涛の3連勝中で、いずれも5馬身以上千切る圧勝でした。前走のアレキサンドライトSは1000m通過60.6秒のハイペースで逃げ、後続に脚を溜めさせずに完勝しており、底を見せていない魅力があります。オープン昇級即の重賞挑戦となるここはどこまでやれるか注目の一戦となります。

ハヤヤッコ(牡5、国枝栄厩舎)

今年初戦の東海Sで6着だったハヤヤッコ。2019年のレパードSを制しており、東京や新潟の好走実績から左回りが得意とされていましたが、前走は中山ダート1800mの総武Sで3着に好走し、右回りでも十分力は出せることを証明しました。もともと控えるタイプで、前走も直線は後方から伸びてゴール直前で鋭い脚を使って3着まで押し上げており、ペースが流れそうなメンバーとなった今年は後方一気も期待できそうです。

スワーヴアラミス(牡6、須貝尚介厩舎)

昨年のマーチSの覇者・スワーヴアラミス。その後は平安S・5着、オープンのブラジルC・5着、みやこS・8着と結果を出せていませんが、トップハンデに大幅馬体減と力を出し切れなかったことが敗因と考えられます。近走は案外なレースが続いていますが、2月に帰厩してからはしっかり乗り込んで速い時計も出してきており、休みを挟んで立て直して来ている印象です。体調を持ち直したここは、連覇も期待できそうです。