ついに白毛馬初のクラシックホースが誕生した。すでに2歳時に「白毛馬初のGⅠ制覇」を成し遂げ、4戦4勝(重賞3勝)で桜花賞に挑んだ白毛馬ソダシが、昨年のデアリングタクトに続いて2年連続で無敗の桜花賞馬に輝いた。馬体の真っ白さから「白毛一族」とも呼ばれ、いやがうえにも注目を集めるソダシは、日本競馬の血統に偉大な足跡を残したサンデーサイレンス(青鹿毛)の仔として生まれた白毛のシラユキヒメ(母ウェイブウインド<鹿毛>)に始まった白毛血統。ソダシはそのシラユキヒメの孫にあたり、母のブチコ(オープン馬)や伯母のユキチャン(ダート重賞3勝馬)も人気を集め活躍してきた。
「第81回桜花賞(GⅠ)」では、前戦の阪神JFで「ハナ差」負かしたサトノレイナスと人気を分け合い、最終的には0.3倍差の2番人気。しかし結果は前戦のハナ差を「クビ差」に広げる完勝で、クラシック1冠目を手にした。同じ白毛一族から3番人気に支持されたメイケイエール(祖母ユキチャン)は、この日も最大懸念の折り合いを大きく欠き、最下位18着と明暗を分けた。
先週一週間の主なニュース
- 持続化給付金問題
- 関係者170人の処分が発表されたが、「不正ではなく不適切」との判断から“戒告、厳重注意や注意”という裁定。指南したとされる税理士に対しても「処分なし」という裁定に「大甘」「ファンの感情とかけ離れ」など疑問を投じる報道も。
- 東京競馬場
- 4月24日から5月2日まで「指定席事前購入者」の限定入場での開催を発表。
- 女性騎手
- 新人女性騎手2名の誕生から「23年ぶりの女性3騎手対決」など話題を集めた土曜新潟。第7Rでは、史上初の女性騎手のワンツーが決まり、勝利したのは先輩の藤田菜七子騎手。
では先週の結果を振り返ろう。全結果は下表のとおり。
- | 中山 | 阪神 | 新潟 | 合計 | 出現率(%) |
---|---|---|---|---|---|
ALL連番 | 1 | 1 | 0 | 2 | 5.6 |
一組連番 | 5 | 5 | 5 | 15 | 41.7 |
同番 | 1 | 0 | 3 | 4 | 11.1 |
合計 | 7 | 6 | 8 | - | - |
出現率(%) | 58.3 | 50.0 | 66.7 | - | - |
- | 中山 | 阪神 | 新潟 | 合計 | 出現率(%) |
---|---|---|---|---|---|
ALL連番 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2.8 |
一組連番 | 6 | 5 | 7 | 18 | 50.0 |
同番 | 2 | 1 | 0 | 3 | 8.3 |
合計 | 8 | 6 | 8 | - | - |
出現率(%) | 66.7 | 50.0 | 66.7 | - | - |
※「同番」「一組連番」、同時に成立(13番→2番→3番 等)は「同番」としてカウント
先週から新潟開催が加わり、中山・阪神・新潟の3場開催。2日間計72レースで「一組連番」が計33レース、「ALL連番」が2週連続少数の計3レース、「同番」が計7レースとなった。「一組連番」は土日ともに3場とも約半数の出現数。「ALL連番」が前週のままの減少傾向ながら、「同番」は今年の傾向を維持した多め出現。全体的な場別出現率では1日平均「50.0%~66.7%」と前週ほどの超高出現率とはいかなかったが、50%以上の出現率は維持した。
「一組連番」は、土日ともに1日の約半数。土曜は3場すべて5レースずつで、お勧めの「同枠・一組連番」も計4回出現。中山メインの「ニュージーランドT(GⅡ)」では2番人気との「一組連番」、阪神メインの「阪神牝馬S(GⅡ)」では1番人気との「一組連番」で決着した。日曜も3場すべてで「同枠・一組連番」が2回ずつの計6回。特に新潟メインの「やまびこS」では、前週「まだまだ使えるので活用を!」と記した「同枠・一組連番」+「1番人気3着」から3連複4.5万、3連単34万の高額配当も飛び出した。
今週も再度「『同枠・一組連番』、1番人気3着は是非ご活用を・・・」と記しておこう。
「同番」は2週連続計7回出現。万馬券に届かなかったのは僅か1回だけ。3万、5万といった1桁万馬券が多かったが、土曜新潟と日曜阪神の2回は50万超、10万超といった高額万馬券も記録。先週に続いて「2レース連続」も日曜中山で出現。また、7回中6回は1~5番人気との「同番」であったので、「同番」の狙い方は引き続き「推奨人気から軸馬を絞り、相手同番が人気薄ならチャンスと思って抑える」、さらに「出現を確認したら、次のレースはまず『同番』を抑える」ことをお勧めしたい。
前週一休みとした「ALL連番」が先週も鳴りを潜めた。計3回、配当も1桁万馬券が2回と低調に終わったが、先週も同枠2頭絡みが3回中2回。狙い易い少額投資手法で、前週のような100万超一発回収の破壊力も期待できる「ALL連番」。同枠2頭絡みでの「少額抑え」は、常にお勧めしておく。
「万馬券の宝庫・最終R」は、全6回すべてで法則決着。中山では土日とも「同番」で、土曜は1番人気勝利に、3番人気との「同番」から3連複・3連単とも万馬券、日曜は1番人気との「同番」で3連単万馬券。阪神・新潟では土日とも「一組連番」。阪神は両日とも「1番人気との『同枠・一組連番』」で3連単4~5万配当、新潟では土曜が1・2番人気の「一組連番」から3連単3.7万、日曜には推奨3番人気との2桁人気「一組連番」から3連複4.6万、3連単21万の高額配当となった。「万馬券の宝庫・最終R」はまだまだ使えそうだ。