天皇賞春(2021)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

日本G1の最長距離レース「天皇賞・春」がいよいよ今週末、阪神競馬場で開催されます。かつては王道、王者が勝つレースというイメージが強かったですが、近年の天皇賞春は波乱傾向が強いレースとなっている印象をうけます。今回は過去10年間のデータをもとに天皇賞春の傾向を探っていきたいと思います。

■2番人気が好成績、波乱傾向は強め

人気は「2番人気」が最多の4勝を挙げており、3着内の回数も最多です。「1番人気」は3勝で、「3番人気」は0勝となっており、「1・2番人気」以外の上位人気馬の勝率は低めです。人気薄を見ますと、「7番人気」が1・2着に1回ずつ、「10番人気以下」も5頭が馬券に絡むなど穴馬の好走も目立っています。3連単は10万馬券以上が6回と多く、100万馬券以上も飛び出しており波乱傾向は強めです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 3 1 0 6
2番人気 4 0 2 4
3番人気 0 4 1 5
4番人気 1 1 2 6
5番人気 0 0 1 9
6番人気 0 1 1 8
7番人気 1 1 0 8
8番人気 0 0 1 9
9番人気 0 0 0 10
10番人気 0 0 1 9
11番人気 0 1 0 9
12番人気 0 0 1 9
13番人気 0 1 0 9
14番人気 1 0 0 8
15番人気 0 0 0 8
16番人気 0 0 0 8
17番人気 0 0 0 8
18番人気 0 0 0 5
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 0 0 0 3
2.0~2.9倍 3 0 1 0
3.0~3.9倍 0 1 0 4
4.0~4.9倍 2 0 0 2
5.0~6.9倍 2 1 1 6
7.0~9.9倍 0 1 2 8
10.0~14.9倍 1 4 2 5
15.0~19.9倍 1 0 0 7
20.0~29.9倍 0 1 1 14
30.0~49.9倍 0 0 2 14
50.0~99.9倍 0 2 0 25
100.0倍以上 1 0 1 50
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2011 15,590円 189,840円
2012 208,630円 1,452,520円
2013 6,500円 111,830円
2014 5,670円 211,180円
2015 8,480円 236,300円
2016 29,950円 242,730円
2017 1,430円 3,780円
2018 2,510円 11,650円
2019 2,470円 49,110円
2020 7,410円 55,200円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 アリストテレス 3.2
2 ディープボンド 3.7
3 ワールドプレミア 4.9
4 カレンブーケドール 7.0
5 オーソリティ 11.2
6 ディアスティマ 14.6
7 ユーキャンスマイル 18.7
8 ウインマリリン 21.2
9 オセアグレイト 29.9
10 ナムラドノヴァン 36.4
11 メロディーレーン 45.8
12 シロニイ 65.1
13 マカヒキ 77.3
14 メイショウテンゲン 89.3
15 ジャコマル 92.0
16 ディバインフォース 150.2
17 ゴースト 202.6

■「1枠」が好成績&脚質傾向はフラットな傾向

コースは阪神競馬場の芝3200mを使用。今年は京都競馬場の改修工事の影響で、阪神競馬場での開催となるため、「枠番」と「脚質」については傾向が当てはまりにくい点があることをご了承ください。

枠は「1枠」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。また、勝ち馬10頭中7頭が「4枠よりも内の枠」の馬でした。勝ち馬は内枠から出やすく、とくに最内枠に入った馬は好走する可能性が高そうです。

脚質は「差し」が最多の4勝を挙げておりますが、連対数は「先行」が最多で、「逃げ」も2勝を挙げるなど、どの脚質もまんべんなく好走しています。脚質については傾向がほぼ一定のため、フラットな予想で考えたいと思います。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 4 1 1 12
2枠 1 1 1 15
3枠 1 1 1 16
4枠 1 1 3 15
5枠 0 1 0 19
6枠 1 2 2 15
7枠 1 2 1 21
8枠 1 1 1 25
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 2 0 0 10
先行 3 6 5 20
差し 4 4 5 66
追い込み 0 0 0 40
マクリ 1 0 0 2

[該当馬] 差し馬候補

  • アリストテレス
  • ワールドプレミア
  • ユーキャンスマイル
  • ナムラドノヴァン
  • メロディーレーン
  • マカヒキ
  • メイショウテンゲン
  • ディバインフォース

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の7勝を挙げている「-3~+3kg」に注目。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 0
-19~-10kg 0 0 0 4
-9~-4kg 1 2 1 36
-3~+3kg 7 7 8 66
+4~+9kg 1 1 0 26
+10~+19kg 1 0 0 4
+20kg~ 0 0 0 0
不明・初出走・未更新 0 0 1 2
今回減 3 5 4 67
同体重 3 3 3 22
今回増 4 2 2 47

■「5歳」が好成績

年齢は、「5歳」が最多の5勝を挙げており、連対数も最多です。性別は勝ち馬全てが「牡馬」となっており、牡馬が中心となります。所属は「栗東」が6勝を挙げており、関西馬がやや優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
4歳 4 2 4 37
5歳 5 3 0 37
6歳 1 4 3 27
7歳 0 0 3 17
8歳以上 0 1 0 20
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牝馬 0 0 0 6
牡馬 10 10 10 138
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 4 2 2 33
栗東 6 8 7 103
地方 0 0 0 0
外国 0 0 1 2

[該当馬] 5歳馬

  • オセアグレイト
  • カレンブーケドール
  • ゴースト
  • ディバインフォース
  • メイショウテンゲン
  • メロディーレーン
  • ワールドプレミア

■前走レースが「阪神大賞典」だった馬に注目

前走レースは「大阪杯」と「阪神大賞典」が3勝ずつを挙げていますが、今年は大阪杯から来る馬がいませんので、阪神大賞典に注目したいと思います。前走着順は「1着」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数が最多です。前走勝っている馬は連続好走する可能性が高そうです。

前走レースデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
大阪杯(G1) 3 3 0 7
阪神大賞典(G2) 3 2 5 47
日経賞(G2) 2 2 3 44
有馬記念(G1) 1 0 0 0
アメリカJCC(G2) 1 0 0 0
京都記念(G2) 0 1 1 4
ダイヤモンドS(G3) 0 1 0 14
日経新春杯(G2) 0 1 0 0
ドバイワールドカップ(G1) 0 0 1 1
大阪-ハンブルクC(OP) 0 0 0 10
前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
3勝クラス 0 0 0 2
オープン特別 0 0 0 12
G3 0 1 0 18
G2 8 8 9 101
G1 2 1 0 3
海外 0 0 1 2
地方 0 0 0 0
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 5 4 4 25
2着 2 1 3 23
3着 0 3 1 16
4着 1 0 2 11
5着 1 0 0 13
6~9着 0 1 0 36
10着以下 1 1 0 14

[該当馬] 前走レースが阪神大賞典だった馬

  • ディープボンド(1着)
  • ユーキャンスマイル(2着)
  • ナムラドノヴァン(3着)
  • シロニイ(4着)
  • メイショウテンゲン(6着)
  • アリストテレス(7着)

■騎手は「C.ルメール」に注目

騎手は「武豊」と「C.ルメール」の2名の騎手が2勝ずつを挙げていますが、今年は武豊騎手の騎乗予定がありませんので、騎乗予定のあるルメール騎手に注目したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
武豊 2 1 1 4
C.ルメール 2 0 1 3
岩田康誠 1 1 0 6
横山典弘 1 0 1 4
石橋脩 1 0 0 1
福永祐一 0 1 1 5
北村友一 0 1 1 2
内田博幸 0 1 0 3
池添謙一 0 1 0 5
北村宏司 0 1 0 2

※現役騎手のみを表示しております。

[該当馬] C.ルメール騎手の騎乗予定馬

  • アリストテレス