ハンデG3の「新潟大賞典」への向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ポタジェ（牡4、友道康夫厩舎）

5/5（水）栗東・芝（良）6F83.1－5F67.0－4F51.9－3F38.2－1F12.1（馬なり）

西村淳也騎手を背に栗東芝コースで2頭併せ。僚馬レッドジェネシスを2馬身追走するかたちで進め、序盤は併せ馬の後ろで折り合いに専念し、直線は内から脚を伸ばして並びかけ、余力十分に併入しました。騎手が感覚を確かめるという程度の軽めの内容でしたが、1週前にはCWで6F83.0－1F11.9と時計も出しており、ひと叩きした上積みは十分ありそうです。直前芝は前回同様ですし、引き続き好状態はキープしていると見ます。

ボッケリーニ（牡5、池江泰寿厩舎）

5/5（水）栗東・CW（良）4F54.3－3F39.4－1F12.3（馬なり）

栗東CWコースで単走。終始馬なりの内容でしたが、素軽くクビを使った推進力のある走りから調子の良さが伝わってきます。1週前はCWコースで一杯に追われ、6F83.8－1F12.4をマークして併せ馬に半馬身先着と、しっかり負荷もかけられました。時計は前走時よりも劣っていますが、いつも通りCWと坂路併用で、CWでは4週続けてタイムを出しているので、好調はキープできている印象。

ヒュミドール（セ5、小手川準厩舎）

5/5（水）美浦・南W（良）5F68.7－4F53.5－3F39.6－1F12.4（馬なり）

美浦の南Wで2頭併せ。僚馬クレイジーリッチを4馬身先行させ、直線は外から馬なりで脚を伸ばして1馬身先着しました。1週前も南Wで併せ馬を行い、南W5Fの自己ベストを更新。5馬身追走するかたちから進めて1馬身先着と、内容的にも申し分ない追い切りを消化しています。後方でしっかり折り合って脚を溜め、仕掛けてからの反応もよく、ギアチェンジ性能も抜群。万全の仕上がりと見てよさそうです。