JRA京王杯スプリングCはどの馬から買っても楽しめる?穴馬の激走に注意!

ヒモの予想をするだけのレースとなりそうなヴィクトリアマイルに対し、どの馬から買っても楽しめそうなのが、東京土曜メインのスプリングCです。

唯一のG1馬ラウダシオンや、G1・2着、重賞2勝の実績が光るタイセイビジョンあたりが人気上位となりそうですが、いずれも近戦は人気以下の順位が続いており、飛ぶ可能性は大いにあると感じます。

一方で最近前評判を覆すような躍進を見せているのが、前走・高松宮記念から1F延長で重賞初制覇を目指すミッキーブリランテです。

その高松宮記念は10着に敗れましたが、スタートで後手に回り、直線追い込んで勝ち馬ダノンスマッシュからコンマ6秒差の10着は上出来と言って良いでしょう。

昨年の秋は3走続けて2桁着順と凡走が多かったですが、年が明けてからは2走前のニューイヤーSを14番人気で勝ち、前走の阪急杯は10番人気で2着と、ここへきての充実ぶりが目立っています。

キャリア23戦目にして初の東京遠征とコース適性については少々懸念がありますが、重馬場の1200mから東京の軽い1400mへ替わる点は好材料で、この距離ならうまく流れに乗れそうです。

スローからの瞬発力勝負のようなレースとなった阪急杯で2着、ニューイヤーSもスローからの決め手勝負を制しているので、東京コースは合いそうな気がします。ということで本命はミッキーブリランテです。

次に対抗ですが、有力視しているのは昨年のフィリーズレビューの勝ち馬エーポスです。

昨年の桜花賞・9着後、爪の不安で秋は休養し、1年ぶりだった前走・阪神牝馬Sは5着に健闘。大外枠から押して先行、折り合いに苦労しながらも直線は最後の最後まで前で粘って差のない5着と、休み明けにしては十分すぎる内容の競馬を見せてくれました。

G1ヴィクトリアマイルの方にも登録しており、どちらに出ても狙って面白い1頭であると感じていたので、休み明け2戦目で上積みも見込めるここは激走に期待したいと思います。各メディアの前評判を見る限りでは中穴人気あたりに落ち着きそうで、馬券妙味も十分です。

ということで今年のスプリングCは本命ミッキーブリランテ、対抗はエーポスという予想で勝負したいと思います。