牝馬クラシック第2弾「オークス」への向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
アカイトリノムスメ(牝3、国枝栄厩舎)
5/19(水)美浦・南W(やや重)5F68.4-4F52.4-3F38.0-1F12.9(馬なり)
C.ルメール騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ショウナンカホウを2馬身追走し、コーナーで内から差を詰めると、直線序盤で並びかけスムーズに伸びてクビ差先着しました。手前替えもスムーズで、トビも軽く気配は抜群です。1週前もルメール騎手を背に南Wで5F67.1-1F12.5の好時計をマークし、併せ馬に先着する好内容の追い切りを消化しています。やり過ぎずない内容でもしっかり好気配を伝える動きは示しており、絶好の状態で臨めそうです。
ステラリア(牝3、斉藤崇史厩舎)
5/19(水)栗東・CW(やや重)6F85.6-5F68.0-4F52.5-3F38.9-1F12.2(馬なり)
団野大成騎手を背に栗東のCWで単走(レースは川田将雅騎手が騎乗)。終始馬なりのまま柔らかいフットワークで駆け抜け、ラスト1Fは12.2と抜群の伸びやかさを披露しました。1週前は川田騎手を背にCWで併せ馬を行い、6F82.7-1F11.5の好時計をマークして併せ馬2頭に先着しました。ハミの取り方からも自ら走る気があることが伝わる好内容の追い切りを消化しており、本番へ向けてしっかり態勢は整っている印象。
ウインアグライア(牝3、和田雄二厩舎)
5/19(水)美浦・南W(やや重)4F54.8-3F39.2-1F11.8(馬なり)
美浦のWコースを単走。馬場の真ん中を軽快に駆け抜け、ラスト1Fは11.8と鋭く伸びました。馬なりからゴール前で強めに追われるしまい重点の追い切りを消化しました。1週前は南Wで併せ馬を行い、強めに追われて5F66.1-1F12.0の好時計をマークし、併せ馬と併入。追われてからの反応も良く活気も十分。前走時よりも時計が速く、上積みも十分見込めそうです。