12月4日(日)阪神競馬場1400m芝で開催されるタンザナイトステークス。今年の出走馬を見ると断然の存在はいない。かなりの馬にチャンスがあるのではないだろうか?オープン特別の為、勝たないと本賞金加算は出来ない。ここを勝って暮れの阪神カップへコマを進める馬も出て来るだろう。阪神CとタンザナイトSではメンバーレベルが違いすぎるが、サラブレットの能力はいつ覚醒するかはわからない。いきなり覚醒し、モンスター級の活躍をする馬も実際にいる。近年で言えばモーリスなどが良い例だ。
モーリスの場合は転厩が良いきっかけとなった。今年は安田記念でまさかの不覚は取ってしまったものの、距離不安のあった天皇賞・秋で快勝し、改めて能力の高さを見せつけた。
話をタンザナイトSに戻すと、断然の存在がいないとは言うものの、私が注目しているのはミッキーラブソング。如何にも優等生と言った馬だ。前走のスワンSでは重賞の壁に阻まれたが、オープン特別なら話は別。昨年も2着に来ているようにオープン特別では能力は上。パラダイスSでは単勝1.8倍の1番人気に支持されたが8着に敗れた。安土城Sで強い勝ち方をした後だっただけにオープン連勝濃厚とも思えたが、タイトな日程から本調子のデキにはなかった。5月に2戦。そして6月に一戦。この6月の一戦がパラダイスSだった。タンザナイトSは満を持しての登場で能力通り走れば上位は安泰だ。