JRAは8日、21年度の顕彰馬選定記者投票の結果を発表した。
キングカメハメハが140票でトップの得票数を集めたが、選定基準となる投票者の4分の3以上をクリアできず、今回は選定馬なしとなった。今回の投票者は203人で、4分の3以上の153票まで惜しくも13票届かなかった。選定なしは2年ぶり。
上位には、投票数2位のブエナビスタ(121票)、3位のモーリス(96票)、4位のヴィクトワールピサ(45票)などがランクイン。昨年20年度は、キタサンブラックが158票を集め、顕彰馬に選定された。
対象は中央競馬に競走馬登録されていた馬で、【1.】競走成績が特に優秀であると認められる馬【2.】競走成績が優秀であって、種牡馬または繁殖牝馬として、その産駒の競走成績が特に優秀であると認められる馬【3.】そのほか、中央競馬の発展に特に貢献があったと認められる馬。2000年4月1日~2020年3月31の間に競走馬登録を抹消した馬が選定対象で、現役馬および競走馬登録抹消1年未満の馬は選考対象外となる。
参考:JRA