【JRAプロキオンS予想2021】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

ダート短距離重賞「プロキオンS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

サンライズホープ(牡4、羽月友彦厩舎)

7/7(水)栗東・坂路(良)4F55.3-3F39.7-2F25.1-1F12.2(馬なり)

栗東坂路で単走。外ラチ沿いをしっかりとした脚取りで駆け上がり、ラスト2Fを12.9-12.2でまとめてゴール。終始無理することはなく、輸送を考慮して流し気味の軽めの追い切りを消化しました。1週前は坂路で一杯に追われて、重馬場ながら4F52.0-1F12.0の好時計をマークする好内容。1週前にビッシリやっているので、最終は軽めでも問題はないでしょう。その最終も全体的には軽めも、ラスト1Fは手綱を緩めた程度でもしっかりギアを上げて活気を見せています。しっかり力は出せる状態に仕上がっている印象です。

ナムラカメタロー(牡5、稲垣幸雄厩舎)

7/7(水)栗東・Bコース(良)6F82.5-5F65.0-4F50.8-3F37.7-1F11.8(馬なり)

小牧太騎手を背に栗東Bコースを単走。5Fあたりからピッチを上げ、楽な手応えのままゴール前に軽く気合いを入れられ、ラスト1Fは11.8をマークしてゴールしました。時計の出やすいBコースではありますが、終始持ったままで、最後まで楽な手応えのまま好時計をマークしている点は高評価。道中も落ち着いており、鞍上ともスムーズなコンタクトです。4日に栗東入りし、中2日でこの動きと時計なら仕上がりは万全と見てよさそうです。

マリオ(牡6、安達昭夫厩舎) ※除外

7/7(水)栗東・坂路(良)4F53.8-3F39.4-2F25.5-1F12.4(馬なり)

栗東坂路を単走。馬場の外目を鞭も入って一杯に追われ、ラスト1Fは鋭く伸びて12.4をマーク。序盤からリズム良くフットワークは軽快で、ウェイトのありそうな助手を乗せながらも反応と伸びは鋭く、時計も上々です。大型馬が持つパワーに加えて、鋭さと反応の良さがある点も高評価。春3戦目となった前走で条件クラスを突破し、中5週での参戦と余裕を持ったローテーションも良く、坂路でこれだけ動けていれば好調と見て良いでしょう。