JRA七夕賞(2021)の穴馬は、逃げ馬候補のアノ馬!

夏の福島の名物競走ということで、福島巧者やリピーターの活躍が多い一戦です。

まず狙いたいのは福島コースの実績が豊富な馬。昨年の覇者であるクレッシェンドラヴ、昨年3着のヴァンケドミンゴの2頭はやはり昨年好走しているだけあり、福島コースでは良績をおさめています。

クレッシェンドラヴは年齢による衰えの懸念もありますが、前走の大阪杯・11着も、衰えというよりは内にこだわり過ぎて伸びなかったという印象があるので問題はないと見ます。ハンデは昨年よりも1kg重い58kgとなりますが、昨年よりも2kg重くなるヴァンケドミンゴよりは恵まれたと言って良いでしょう。

ヴァンケドミンゴは福島は6戦して4勝、全てが馬券圏内と福島巧者ぶりがうかがえますが、重賞では福島記念の2着が最高着順。勝ち星はオープンクラスまでであることを考えると、福島記念と七夕賞を勝利しているクレッシェンドラヴの方を高く評価せざるを得ないと感じます。ということで本命はクレッシェンドラヴです。

今回人気が集まりそうですし、人気馬が飛ぶレースとしても有名なレースですので、あえて外しにいきたい気持ちもありますが、条件を考えると同馬を本命軸馬として馬券を組むのが妥当であると感じます。

続いて相手ですが、波乱含みの一戦ということでやはり穴馬の選出は必須でしょう。ということで今回はオススメしたい穴馬を1頭紹介したいと思います。

その馬はロザムールです。不良馬場で行われた2走前の中山牝馬Sでは好スタートからハナに立ち、2番手グループを振り切って緩みのないペースで逃げる積極策を展開。最後はハナ差で交わされるも、勝負所で並ばれる場面がありながら競り落として粘って2着確保と、強い競馬を見せました。

重馬場適性の高さもある馬で、週末の雨は恵みの雨になりそうで、前目での競馬もハマりそうです。逃げの好走歴は直線の短い中山コースがほとんどなので、展開面の手助けがどうしても必要だとは思いますが、道悪で後続が脚を使えない展開は十分ありそうで、前残り馬場ということも加味すれば馬券圏内に粘ってくれる可能性は十分あると感じます。

ということで今年の七夕賞は、本命クレッシェンドラヴ、穴馬にはロザムールを絶対におさえておくという予想で勝負したいと思います。