12日、北海道苫小牧のノーザンホースパークで「セレクトセール2021」が開幕した。
当日は1歳馬セッションが開催され、242頭が上場、226頭が落札された。28頭もの馬が落札額1億円を超え、昨年の18頭を大きく上回る結果となった。また、28頭のうち8頭が2億円を超え、さらにそのうち2頭が3億円を超えた。
1頭は「ゴーマギーゴーの2020」で、長谷川祐司氏が3億円で落札した。父はディープインパクト、母は米G2の勝ち馬ゴーマギーゴー。もう1頭は「ファイネストシティの2020」で、サイバーエージェント社長の藤田晋氏が3億円で落札した。父ロードカナロア、母は米G1の勝ち馬ファイネストシティ。
藤田晋氏が社長を務めるサイバーエージェントの子会社であるサイゲームスが、人気のゲームアプリ「ウマ娘プリティーダービー」などを手がけている縁もあり、藤田氏この他にも、2億円の「ヴィンテージローズの2020」(牡、父エピファネイア)など、1億円超え7頭を含む合計12頭を落札し、合計落札額は15億4100万円にも上った。