13日、北海道苫小牧にあるノーザンホースパークで、日本最大のサラブレッド市場「セレクトセール2021」の2日目が開催された。
1日目で合計12頭を15億超えで落札したサイバーエージェント社長の藤田晋氏が、2日目も話題をさらった。
まず藤田氏本人が“本命候補”と陳じた「カヴァートラブ21」(牝、父キズナ)を1億5000万円で落札すると、その後も「ラブリーベルナデット2021」を2億円、「ポジティブマインド2021」を1億8000万円で落札するなど計6頭を落札。
藤田氏が2日間で落札した頭数は合計18頭、総合計額は23億6700万円となった。これはセールの総売り上げの225億6100万円のおよそ10分の1に当たる額で、馬主1年目にして大物馬主並みの存在感をアピールした。藤田氏の落札馬は以下の通り。
■藤田氏の落札馬一覧
- サンタフェチーフの2020(牡、父リアルスティール、母父Wiesenpfad)1億6000万円
- ワイルドラズベリーの2020(牝、父エピファネイア、母父ファルブラヴ)7800万円
- メジロオードリーの2020(牡、父ハービンジャー、母父スペシャルウィーク)5600万円
- ヴィンテージローズの2020(牡、父エピファネイア、母父ゼンノロブロイ)2億円
- ベルアリュールIIの2020(牡、父ドゥラメンテ、母父Numerous)1億500万円
- ローザフェリーチェの2020(牡、父エピファネイア、母父エンパイアメーカー)1億1500万円
- ラスティングソングの2020(牡、父ロードカナロア、母父フジキセキ)9200万円
- ケアレスウィスパーの2020(牡、父ドレフォン、母父フジキセキ)6400万円
- メジロツボネの2020(牡、父ハーツクライ、母父スウェプトオーヴァーボード)1億6500万円
- ファイネストシティの2020(牡、父ロードカナロア、母父City Zip)3億円
- ムーングロウの2020(牡、父サトノアラジン、母父Nayef)8600万円
- イルーシヴウェーヴの2020(牡、父ハーツクライ、母父Elusive City)1億2000万円
- カヴァートラブの2021(牝、父キズナ、母父Azamour)1億5000万円
- ポジティブマインドの2021(牡、父サトノダイヤモンド、母父Equal Stripes)1億8000万円
- ラブリーベルナデットの2021(牡、父ハーツクライ、母父Wilburn)2億円
- スカーレットの2021(牡、父サトノアラジン、母父シンボリクリスエス)9600万円
- シムシマーの2021(牝、父モーリス、母父Poet's Voice)5000万円
- アイムユアーズの2021(牡、父レイデオロ、母父ファルブラヴ)1億5000万円
参考:JRA