馬券のリスクが高くとも意外にファンの多い障害競走の魅力

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リスクの高い障害競走。このレースはケンする人も多い。原因としてはやはり、1番怖いのが落馬だ。自分の馬が原因ではなくとも、他の馬のあおりを受けて落馬する事があるので注意が必要だ。私が買った障害レースで漫画みたいな出来事があった。1点5000円の勝負。買っている2頭が後続を大きく引き離し、これは貰ったと思った瞬間最終障害で2頭とも落馬。信じられないかもしれないが実際にあった出来事である。

障害の場合は落馬したら諦めようと思って買っているので、このレースも最初は落馬するならもっと早くしてくれと思ったがこれもまた勝負の世界の定めなのだ。それから障害レースは平地競走よりも1点あたりの単価を落として遊んでいる。

意外に障害が好きな人が多いのには驚いた。強者になると、その日の勝負レースを、障害レースにする人もいる。1番不確定要素がある障害レースはとてもじゃないが勝負レースになど出来ない。私なら後の11レースから選ぶ。

WINS等にいくとモニターの周りに人垣が出来る。障害戦でも激しい声が飛ぶ、差せ!!やそのまま!!まるで平地競走と同じである。それだけ、皆さん障害レースが好きだと言う事。落馬をすると一瞬静かになるが、また直ぐに喧噪が始まる。大変失礼な話だが、良くこんなに障害レースで熱くなれるなと思ってしまう。

これだけ障害レースが好きだとたくさん落馬の憂き目に遭ってきたと思うのだが、それでもあの障害の飛越の際の落馬があっても得意分野と言う事なのだろう。幾ら、得意分野でも落馬したら、全てパーなのだが、それでも障害レースをこよなく愛す人は多い。ある意味損得勘定を抜きに楽しんでいる人もいる。

障害レースでも平地レースでも50倍の決着なら50倍以上の払戻金は出てこない。どちらも同じ。片方は落馬の危険性大。もう片方は小。誰がどうみても障害戦は不利なのだが、そこを敢えて勝負レースにするのは長年の勘があってのもの。落馬のリスクの少ない馬を障害好きの人は選んでいる。いつもWINSの決まったフロアに行くと同じ面子がいる。

その中に障害好きなおじさんたちがいるのだが、確かに私が立ち寄ると障害レースで落馬があっても、慌てず騒がずと言ったところで落馬してしまった馬は馬券を購入していないようである。何とも強運。時間があれば障害に付いても探求したいと思うがなかなかそんな時間がない。皆さんは平地と障害はどちらが好きだろうか?ここは聞かなくても答えはわかっている断然平地のほうが多いのは間違いない。