【凱旋門賞2022】欧州の“大将格”バーイード参戦か?

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10月2日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(G1、芝2400m)に、G1・6連勝のバーイード(牡4、W.ハガス厩舎)が出走する可能性が浮上した。同馬を管理するハガス調教師が「馬場次第」と前置きした上で、参戦する可能性があることを明かした。

バーイードは前走の英インターナショナルS(G1、芝2050m)を圧勝しG1・6勝目を達成。デビューから10戦無敗の負け知らずで、現在の欧州競馬を代表する1頭だ。

今年は3戦無敗の英国ダービー馬・デザートクラウンが優勝の最有力候補と目するメディアが多かったが、先月末に陣営が回避を発表。これにより、日本から参戦するタイトルホルダー(牡4、栗田徹厩舎)が一時主要ブックメーカーの多くで押し出されるかたちで1番人気に浮上し、同じく日本から参戦する今年のダービー馬ドウデュース(牡3、友道康夫厩舎)についても4番人気に浮上するなど、日本勢の人気が上昇した。

悲願の日本馬初制覇の期待が高まっていたが、欧州の“大将格”が参戦する可能性が浮上したことで、そのハードルも高まったと言えよう。