バティスティーニ登録していたデイリー杯2歳Sから黄菊賞へ

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デイリー杯2歳ステークスへ出馬投票を行っていたバティスティーニですが出場を取りやめ、同時登録していた自己条件戦、黄菊賞(500万下)への出走を確定しました。これによりデイリー杯2歳ステークスは出走馬が1頭減の14頭立てとなりました。

G2レースよりは500万下条件戦は与し易かろうという予想は出来ますが、それに乗るのは少々安易というもの。この黄菊賞には注目馬が出走いたしますので、そちらのご紹介をいたします。

まず良血統のアラバスター。母レーヴディソールはメイクデビュー、デイリー杯2歳S、阪神JF、チューリップ賞と無敗の4連勝を積みクラシック当確とまで言われた中で怪我にないた名馬。母の母レーヴドスカーもフランスでG1勝利、2着を3度も経験した名馬。そして一族レベルで怪我になくことの多い家系としても知られています。まだアラバスター自身にそういった話はありませんが、どうか活躍と長生きを両立してもらいたい血統であります。新馬戦後に重賞、OPと負けが続き自己条件から出直しというところで再度強敵との戦いが待ち受けます。

そして続いても良血統のレヴィンインパクト。半兄にG1を4勝したゴールドアリュールがいます。新馬戦2着と負けこそしたものの先着した勝ち馬は素質馬として注目されているスマートオーディン。未勝利戦では良血馬ゼンノタヂカラオを下して駒を進めてきました。

最後に素質馬として注目されつつあるクィーンズベスト。デビュー戦ではスタートからハナに立ち終始先行。3頭の先頭争いといった様相で終盤までもつれ込みますが、最後まで危なげなく逃げ切り、突き放すというレースではないものの上がりタイムも結局1位でのゴール。所詮新馬戦レベル、といわれてしまえばそうかもしれませんが、調教タイムも栗東坂路で【51.6-38.1-25.0-12.7】の好タイム。現段階の実力勝負で言えば一番気になる馬です。

バティスティーニ含め要チェックの黄菊賞。エリザベス女王杯前にお時間のある方はこちらも検討してみてはいかがでしょうか。