【JRAアンタレスステークス2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

ダート中距離路線の実力馬が集うG3「アンタレスS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ミッキーファイト（牡4、田中博康厩舎）

4/16（水）美浦・W（良）6F81.4－5F64.7－4F49.6－3F35.4－1F11.1（馬なり）

C.ルメール騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬ダノンマカルーを先行させ、道中はキレイなラップを刻みつつ脚を溜めて追走。直線で内から並びかけると、持ったままの馬なりながら11.7-11.1の加速ラップを楽にマークして半馬身差で先着しました。1週前はWコースで2頭併せを行い、6F79.8-1F11.0の好時計をマークして併入。ここでも序盤から速いラップを刻みながらも、しまいは11.2-11.0の加速ラップでまとめてゴール。G1だった前走と遜色ない好状態で臨めると見て良さそうです。

オメガギネス（牡5、安田翔伍厩舎）

4/16（水）栗東・CW（やや重）6F80.6－5F64.7－4F50.3－3F35.7－1F11.1（馬なり）

栗東CWコースで2頭併せ。併せ馬を大きく先行させ、直線序盤でも3馬身ほど差がありましたが、ラスト1Fは11秒1の鋭い脚で一気に外から交わして1馬身先着しました。ゴール後も脚を伸ばしており、切れ味は抜群。1週前はCWコースで2頭併せを行い、6F81.5-10.9の好時計をマークして1秒以上差を付けて先着。1週前はしまい10秒9の切れ味を見せ、最終追いは自己ベスト更新と時計は優秀。転厩した影響か近走から一変した動きを見せており、一気の巻き返しもありそうです。

サンデーファンデー（牡5、東田明士厩舎）

4/16（水）栗東・坂路（良）4F53.6－3F38.8－2F24.6－1F12.2（馬なり）

鮫島克駿騎手を背に栗東坂路で単走。ゆったりと入って終始馬なりの楽な手応えでラスト1Fは12秒2でまとめてゴール。1週前も鮫島騎手を背に坂路で2頭併せを行い、一杯に追われて4F50.8-1F12.6をマークして先着。坂路主体はこれまで通りの調教パターンですが、最終追いは珍しくしまい12.4-12.2の加速ラップでまとめ、1週前も3歳ぶりに50秒台をマークと、これまでの追い切りパターンとは明確に違った調整をされてきています。転厩初戦ということもあっての変化と思われますが、この馬なりの良い動きを連発しています。