【葵ステークス2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

3歳スプリントの「葵S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を2頭ピックアップしました。
カンシン(牡3、西園翔太厩舎)
5/28(水)栗東・坂路(良)4F53.4-4F38.4-2F24.4-1F11.8(馬なり)
国分恭介騎手を背に栗東坂路で単走(レースは坂井瑠星騎手が騎乗)。しまい重点に追われると、ラスト1Fを11秒8でまとめてゴール。1週前も国分騎手を背に坂路で一杯に追われ、4F52.0-1F12.0をマークしてゴールしました。坂路主体の追い切りはいつものパターンですが、1週前は全体で自己ベストタイをマークし、最終も馬なりでもこの馬なりに時計は出ており、好調ぶりをアピール。道中頭が高くて舌が出ているシーンも見られましたが、一度軌道に乗ってからの動きは抜群。オープン入りを果たした勢いもあり、引き続き高いパフォーマンスに期待です。
アメリカンビキニ(牝3、斉藤崇史厩舎) ※除外
5/28(水)栗東・坂路(良)4F58.3-4F39.2-2F24.2-1F11.7(馬なり)
団野大成騎手を背に栗東坂路で単走(レースは吉村誠之助騎手が騎乗)。前半はかなりゆったりと入っていますが、気象を考慮してのもので、序盤から行かないのが同馬の調教パターン。しまいは11秒7でまとめることは出来ており、ラップ自体もキレイです。1週前も団野騎手を背に坂路で一杯に追われ、4F51.9-1F12.3をマーク。2週前も4F54.9-1F11.9としまいは一杯に追われて脚を使っており、2週連続で負荷がかけられています。最終は息を整えて調整され、ここまでの調整過程は順調そのものです。
クラスペディア(牡3、河嶋宏樹厩舎)
5/28(水)栗東・坂路(良)4F51.8-4F37.2-2F24.3-1F12.1(馬なり)
小崎綾也騎手を背に栗東坂路で単走。ブレの少ないフォームで登坂し、ラスト1Fは馬なりのまま12秒1をマークしてゴールしました。3Fあたりから早めに加速し、3F12.9-2F12.2-1F12.1とキレイな加速ラップでまとめることが出来ています。全体時計の51秒8も自己2番目に速い時計で、中間は坂路6本、ウッド3本と時計は出していませんが本数もこなしています。1週前も小崎騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、6F84.2-1F11.3をマークして先着。時計と動きの軽快さから、好調と見て良いでしょう。