【アルテミスS予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

阪神ジュベナイルフィリーズの前哨戦「アルテミスステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

ソダシ(牝2、須貝尚介厩舎)

10/28(水)栗東・坂路(良)4F54.7-3F39.3-2F25.3-1F12.7(馬なり)

吉田隼人騎手を背に栗東坂路を2頭併せ。僚馬ダンサールの内から馬なりのまま駆け上がり、手応え良く伸びて1馬身先着した。軸のブレない力強いフットワークで、楽な手応えのまま良い加速ラップを踏めている。1週前はCWコースを2頭併せで6F82.3-1F11.8の好時計をマークし、1馬身半差で先着。相手も動いていたが、回転の速い足捌きで楽々と突き放して差を広げた。状態は良さそうで、ここまで順調に来ている。

ユーバーレーベン(牝2、手塚貴久厩舎)

10/28(水)美浦・南W(良)5F69.5-4F53.8-3F39.4-1F12.6(馬なり)

柴田大知騎手を背に美浦の南Wを3頭併せ。僚馬ヴィズサクセスを3馬身追走し、フィエールマンを後ろに置いて進めた。徐々に差を詰めて直線は強めに追われて1F12.6をマークしてヴィズサクセスに1馬身遅れた。相手には遅れたが、前に目標を置いてしぶとく脚を伸ばしていって負荷をかけていく内容のある追い切りを消化。1週前は柴田騎手を背に南Wを2頭併せで5F69.4-1F12.7をマークし、併せ馬と併入。強めに追うとスイッチが入ってしまうということで中間は馬なりだったが、最終はしっかり追って仕上げてきた。

テンハッピーローズ(牝2、高柳大輔厩舎)

10/28(水)栗東・坂路(良)4F53.6-4F38.9-3F24.8-1F12.2(強め)

栗東坂路を単走。序盤は折り合いに専念してゆったりと進め、ラストは軽く気合いを付けられると重心を低くして回転の速い足捌きで駆け上がり、1F12.2と鋭く伸びた。前進気勢は旺盛で、最後まで脚取りが衰えることなく駆け抜けたのは好印象。瞬発力があり、東京コースには合いそうな走り。前走の最終追いより全体時計は遅めも、ラスト2Fの加速ラップは今回優秀で、使われてさらに上昇している気配。