【中日新聞杯2020予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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2000mのハンデG3「中日新聞杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

ヴェロックス(牡4、中内田充厩舎)

12/9(水)栗東・CW(良)6F85.9-5F69.0-4F53.3-3F28.8ー1F11.8(強め)

川田将雅騎手を背に栗東CWコースで3頭併せ。僚馬アウサンガテとメイショウハクサンを2馬身ほど先行させ、直線は最内から伸びてラスト1Fは11.8と鋭く伸びて1馬身半先着した。1週前も川田騎手を背に栗東CWを2頭併せで一杯に追われ、6F82.2-1F12.0の好時計をマークし、併せ馬で一杯に追われた古馬を1馬身突き放した。最終は全体時計がそこまでだが、ゴール前は切れ味鋭い末脚を披露した。攻め動くタイプではあるが、久々でこれだけ動けていれば力は出せる状態にありそうだ。

トリコロールブルー(牡6、友道康夫厩舎)

12/9(水)栗東・坂路(良)4F54.2-3F39.2-2F25.5ー1F12.9(馬なり)

栗東坂路を単走。馬なりで進めてキビキビとした軽快なフットワークで駆け上がった。調教は毎回安定して動いているが、今回も順調。折り合いもスムーズで、小刻みな足捌きでリズム良く走れており、状態面は良好と見られる。時計も前走時よりも縮めてきており、使われて動きも柔らかくなってきている印象。動き・時計と前走時から良化が見られ、力は十分に出せる状態にありそうだ。

グロンディオーズ(牡5、田村康仁厩舎)

12/9(水)栗東・坂路(良)4F52.3-3F38.0-2F25.0ー1F12.5(馬なり)

栗東坂路を単走。馬なりで馬場の外側を駆け上がり、速い時計を楽に出してフィニッシュ。屈腱炎で長らく空いていたが、復帰してからは順調そうで、ここへ来てこの馬としては速い時計を出してきている。1週前は栗東坂路を単走で追い切り、4F51.4-1F12.4と自己ベストに近い好時計を叩き出しており、ラストも強めに追われて負荷がかけられている。前走時も1週前・最終と時計を出して好走しており、引き続き良い状態をキープ出来ている印象。