【チャーチルダウンズカップ2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

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3歳マイル重賞「チャーチルダウンズC」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

アルテヴェローチェ(牡3、須貝尚介厩舎)

4/2(水)栗東・坂路(良)4F50.3-3F36.6-2F24.1-1F12.3(強め)

栗東坂路で単走。序盤から速いラップを刻んでいき、しまいも12秒3と負荷をかけてゴール。1週前は佐々木大輔騎手を背に坂路で2頭併せを行い、4F50.3-1F12.1の好時計をマークして先着。先週自己ベストを更新し、最終追いも同じ好時計をマークと、時計は優秀です。2週前にもCWで79秒台の好時計をマークしており、好時計を連発しています。中間は坂路で14本、CWで1本と坂路主体で追われて負荷がかけられており、この馬のパターンで順調に調整されてきています。

ランスオブカオス(牡3、奥村豊厩舎)

4/2(水)栗東・CW(良)6F86.5-5F69.7-4F54.8-3F39.0-1F11.3(馬なり)

吉村誠之助騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬カンプウを2馬身追走し、直線はラスト1F11秒3のキレを見せて3馬身差先着しました。直線半ばまでは並走していましたが、ゴール前で見せた一瞬の切れ味は秀逸。1週前はCWコースで2頭併せを行い、6F86.1-1F11.5をマークして先着。約2ヶ月の休み明けとなりますが、中間は3月中旬から乗り込みを開始し、坂路で9本、ウッドで3本と入念に乗り込まれています。この馬の調教パターンで順調に調整されてきており、万全の態勢を整えています。

ワンモアスマイル(牡3、藤岡健一厩舎)

4/2(水)栗東・CW(良)5F67.2-4F51.5-3F36.2-1F11.2(一杯)

栗東CWコースで2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬ワンダイレクトを2馬身追走し、ラスト1F11秒2の脚で並びかけて併入。ラスト2Fはしっかり追われて11秒3-11秒2の加速ラップをマークしており、反応と伸びは抜群です。1週前は坂路を単走で追われ、4F58.3-1F13.6と軽めに流す程度の追い切りを消化。もともとウッドで時計を出すタイプで、坂路の時計は平凡でも問題なし。最終も併せ馬と並走だったとは言え、しまいは11秒台を連発して長く良い脚を使えているので、力は出せる好状態にあると見て良さそうです。