【ダービー卿CT予想2021】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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名物ハンデ重賞「ダービー卿チャレンジトロフィー」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

スマイルカナ(牝4、高橋祥泰厩舎)

3/31(水)美浦・南W(良)5F69.2-4F53.7-3F39.2-1F12.0(馬なり)

柴田大知騎手を背に南Wで単走。終始馬なりの手応えながら、ラスト1Fはアタマをグッと下げて鋭く伸びて12.0の好時計をマークしてフィニッシュ。1週前も柴田騎手を背に南Wで一杯に追われて、5F67.8-1F11.9の好時計をマークと順調です。3ヶ月半の休養明けですが、休養明けも苦にしないタイプの馬ですし、乗り込みは順調です。馬体も前走時が自己最高の436kgと一回り成長しており、充実一途の雰囲気が漂います。

ルフトシュトローム(牡4、堀宣行厩舎)

3/31(水)美浦・南W(良)5F68.2-4F52.1-3F37.8-1F12.1(馬なり)

C.ルメール騎手を背に南Wで3頭併せ。僚馬チャックネイトともう1頭を1馬身ほど追走し、最内から差を詰めて直線で横一線に並ぶと、手綱を抑えたまま内から突き抜けて2馬身先着しました。1週前はルメール騎手を背に南Wで追い切りを行い、5F66.0-1F11.9の好時計を馬なりでマークし、自己ベストを大きく更新する好内容の追い切りを消化しました。約半年ぶりの実戦となりますが、中間の調整自体は良く、成績を落としている近2戦と比べて明らかに動けている印象です。

ソーグリッタリング(牡4、池江泰寿厩舎)

3/31(水)栗東・CW(良)4F54.6-3F39.7-1F12.4(強め)

栗東CWコースを単走。序盤はゆったりと馬なりで進め、馬場の外ラチ沿いをまわって直線は強めに追われてラスト1Fは12.4をマーク。1週前は川田将雅騎手を背に坂路で一杯に追われ、併せ馬に半馬身遅れたものの4F51.1-1F12.5の好時計をマークしました。中間は珍しく坂路を中心に調整されて好内容の追い切りを消化しており、最終追いもチークピーシズの効果もあってか、追われてからは手応え良く伸びて集中している様子がうかがえました。